2012年研究カタログ
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■ 研究担当:喜多泰代 ■ 知能システム研究部門 タスクビジョン研究グループ■ 連携担当:横井一仁 2次元ヒストグラムと時系列情報に基づく画像からの変化検出研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財 ●間欠撮影の監視カメラ画像からも人物や物体の出現を自動的に検出 ●画素毎のモデルで環境光の変動が大きい屋外シーンにも適用可能 ●監視映像解析に要する人的負担を大幅に軽減 監視カメラが至る所に設置されるようになり、撮影された大量の画像列から、人物や物体の出現を自動検出する技術が望まれています。しかし、屋外シーンの場合、太陽光など自然条件の変化により画像の値が大きく変動するため、自動処理が難しくなります。この研究では、画像全体の空間的な統計量と着目する画素の値の時間的な変動情報を組み合わせて、各画素値の自然条件による変動を的確に把握します。この技術により、人物や物体の出現など重要な変化のみを安定に自動検出し、人が監視映像の解析に要する時間を画期的に短縮することができます。 屋外監視映像から変化を検出する課題においては、環境光など自然条件の変化により生じる背景画素値の変動を、画素ごとにガウス混合モデルで表す手法が効果を発揮します。しかし、間欠的に撮影された画像列の場合には、このための十分なサンプル数がとれません。本研究では、画像の空間的統計量である2次元画素値ヒストグラムを事前確率として活用することにより、前後少数枚のフレームからも頑健に画素単位の背景モデルを作成します。これにより、人物や物体の出現した画素のみをより安定して検出することが可能となりました。●監視カメラ画像からの自動変化検出●時系列画像の変化インデックス作成●衛星画像間の変化抽出● 特許第4817318 (2011/09/09)「2次元濃度ヒストグラムを用いた変化抽出方法、システム、及びプログラム」本研究の原理:2次元画素値ヒストグラムと時系列データの組み合わせ方変化のあった画素の検出結果例● 研究拠点つくば中央183情報通信・エレクトロニクス分野第2会場I-18I-18

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