2012年研究カタログ
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■ 研究担当:谷川民生/梶谷勇/鍛冶良作/小島一浩/関山守/神徳徹雄 ■ 知能システム研究部門 統合知能研究グループ■ 連携担当:横井一仁 生活見守りやQOLの向上のための住環境RTシステム研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財 ●多様な生活支援環境を構築できる住環境RTシステムの実証研究 ●ソフトウェア技術を用いて住環境設備とセンサなどを連携 ●インテリジェントな空調やセキュリティ機能などを実現 超高齢社会を生きる我々の生活を、ロボット技術(Robot Technology: RT)を用いて支援する住環境の研究を行っています。今後の超高齢社会においては、加齢に伴う多様なリスクに直面する高齢者だけでなく、様々な生活スタイルを持つ現役世代の負担を軽減することが重要です。そこで我々は、多様なニーズに合わせた住環境の構築を支援するソフトウェア技術(RTミドルウェア)を用い、住環境設備とアクチュエータやセンサなどを組み合わせ、包括的に住人とその家族とを支援する住環境モデルの実証研究を行っています。 オープンソースソフトウェアのRTミドルウエアを搭載した低価格な組み込みボードを使った通信モジュールで住環境設備等を連携させることで、ネットワークを通じた窓、照明、空調等の制御が可能となります。これにより、室温に応じた窓の自動開閉やエアコン制御、外出時の窓の自動施錠、照明の自動消灯といったインテリジェントなセキュリティ機能等が低コストかつ容易に実現できます。また、プライバシーに配慮した微弱電磁波による人感センサを用いた遠隔みまもりや、活動の低下を防ぐための作業支援ツールも研究しています。●RTミドルウエア: 住環境設備と各種機器を連携する●アクティブキャスター: 物理的な移動を支援する●見守りセンサ:微弱な電磁波などでみまもる●作業支援ツール: 作業手順を動画等で提示する謝辞: 本研究の一部は、NEDO基盤ロボット技術活用型オープンイノベーション促進プロジェクト、厚生労働省障害者自立支援機器等研究開発プロジェクトおよびNEDO平成20年度産業技術研究助成事業により行われました。住環境RTシステムの概念図実証住環境RTシステム● 研究拠点つくば中央177情報通信・エレクトロニクス分野第2会場I-12I-12

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