2012年研究カタログ
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研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財上:試料および振動条件、下:算定した力学特性値●新しく作製された外部振動装置のMR対応性の評価● 新しく作製された外部振動装置による力学特性計測の可能性の評価● 新しく作製された外部振動装置による力学特性計測の解析 MR画像装置は、診断で必要とする人体の任意断面での撮像が可能です。本研究では形態画像を撮像したい断面で同時に力学特性も計測するために、外部振動が適切に伝播するための条件、また振動強度の差異と得られる力学情報の再現性の関係について、動物実験用MR画像装置を用いて検討し、その結果から臨床機にMREを実装することを進めています。また本研究で得られた経験から、MR画像装置と併用する外部振動装置のMR対応性および作成した振動装置での力学特性計測の可能性についても評価し、得られた計測結果から力学特性値算出を行っています。 MR画像装置を用いた画像診断の際、臓器の形態画像のみならず医師の感覚を補完する臓器の力学特性までも収集することは、病気の診断・予防において非常に意義のあることです。この観点から、Mayo clinicにより提案され臨床応用されている技術が、MRElastography(以下、MRE)です。この技術は外部から与えた振動とMRE用の専用撮像プログラムの協調で、臓器の力学特性情報(主に弾性率)を求めることができます。本研究では更に使い勝手をよくし、また既存の病院施設を有効活用することを目的に、汎用撮像プログラムを用いたMREを提案し検証しています。 ●既存の病院インフラを有効活用し費用対効果の向上が期待できる ●形態画像撮影と同時に対象臓器の力学特性を計測 ●従来のMRElastographyとは異なり汎用撮像プログラムでの力学特性計測が可能■ 研究担当:鷲尾利克/本間一弘 ■ ヒューマンライフテクノロジー研究部門 治療支援技術グループ■ 連携担当:本間一弘 /池田喜一 異なるエネルギーの協調による生体深部計測技術(MRElastography)● 研究拠点つくば東165ライフサイエンス分野東会場L-86L-86

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