2012年研究カタログ
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研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財血圧と動脈硬化度を同時計測できる開発製品「PASESA」上腕カフ減圧時のカフ圧-血管容積曲線●動脈硬化度の評価技術●ヒトおよび動物を用いた心循環調節の評価技術●特許出願情報特開2008-228934「動脈壁硬さ評価システム」特開2008-029690「血管粘弾性の指標測定装置」特開2007-209492「血管内皮機能評価システム」 血圧計測時に、カフを腕に巻いて加圧し、その後減圧します。カフの減圧とともに血管は拡張していきますが、柔らかい血管と比べて、硬い血管は十分拡張しません。その結果、カフ圧変化に対する血管容積変化を描いた曲線の形状は、柔らかい血管と硬い血管では異なります。そこで、カフ圧-血管容積曲線を推定し、血管の硬さを調べる方法を開発しました。 開発した技術はすでに製品化され、医療機器の製造販売承認を取得し、医療機関に向けて販売開始されました。今後は、家庭用装置を開発する予定です。 動脈壁は加齢や生活習慣によって硬くなり(動脈壁硬化)、脳卒中や心筋梗塞を引き起こす原因の一つとなります。したがって、動脈硬化度をモニタリングして適切に対処することは、生活習慣病や脳卒中、心筋梗塞を予防して、健康長寿を実現するために重要です。現在、動脈硬化度を調べるためには、高額な測定装置と専門的な技術が必要です。そこで、血圧計を利用して誰でも簡単に使える動脈硬化度計測装置を開発しました。 ●誰でも簡単に使用可能で、血圧、心拍数と動脈硬化を同時計測 ●生活習慣病予防などの健康維持管理に役立つ ●脳卒中の予防などに役立つ■ 研究担当:小峰秀彦/菅原順/吉澤睦子/宮澤太機 ■ ヒューマンライフテクノロジー研究部門 身体適応支援工学グループ■ 連携担当:本間一弘 /池田喜一 健康モニタリングに役立つ動脈硬化度評価装置● 研究拠点つくば中央143ライフサイエンス分野第6会場L-64L-64

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