2012年研究カタログ
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研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財図2 2つの脳損傷動物モデル図1 サル脳損傷モデルにおけるリハビリの効果と脳活動の変化● 高齢者の上肢機能(物品操作など)の解析・評価・計測技術● リハビリ支援装置・医薬品・iPS細胞の効果の解析・評価 脳卒中の患者さんで回復が遅いといわれる手の運動機能に着目し、機能の回復と背景となる脳の変化を継時的に調べるための動物モデルを作成しました。さらに赤外線などを使用せずカメラ撮影画像から把握方法を評価する方法など、機能回復の評価方法の開発も行ってきました。神経機構や筋骨格構造がヒトと似ているサルをモデル動物とすることで、臨床への迅速な応用を目指しています。具体的には、運動遂行に重要な運動野や脳卒中の好発部位である脳深部に人工的に損傷を作成し、リハビリや薬理学的操作が回復過程にもたらす効果を調べます。 臨床に則した脳損傷モデル動物を対象とし、神経科学の手法を応用して、脳損傷後の機能回復過程に対するリハビリテーション・薬理学的操作・脳刺激装置などの効果を明らかにします。そして、経験的に行われている治療から効果的な要素を取り出し、より効果的で安価な将来の治療の開発につなげます。さらに高齢者が手を用いて道具を使用したりするとき(物品操作)の機能低下を評価する方法を提案します。物品操作の神経メカニズムを明らかにすることで、高齢者におこる物品操作の機能低下を軽減する研究開発につなげます。 ●脳卒中動物モデルを作成し、把握機能の回復過程を評価 ●脳卒中後のリハビリ・脳刺激・薬などの影響を明らかにする ●効果的で安価な脳卒中の治療の開発につなぐ■ 研究担当:村田弓 ■ ヒューマンライフテクノロジー研究部門 システム脳科学研究グループ■ 連携担当:本間一弘 /池田喜一 脳卒中後の機能回復メカニズム解明のためのモデル作成● 研究拠点つくば中央135ライフサイエンス分野第6会場L-56L-56

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