2012年研究カタログ
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研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財個人(イラスト)、グループ(写真)での訓練イメージ。タイミングよく発声できると玉が入る玉入れゲーム(右)● 咀嚼する力、発声する音声の性質などを分析する等の人間工学計測技術によって間接的に嚥下の機能を測定する方法●生体工学技術によって、直接嚥下機能を計測する技術● また、直接嚥下機能を計測する技術によって、その間接的な測定法の有効性を検証する技術 ゲーム仕立て(あるいはキャラクターと対話する形式)のリハビリのためのソフトウェアを試作して、実際に介護施設の高齢者に使用してもらい、より楽しんで行えるように、改良を行っています。訓練の成果を測る客観的な方法として、破裂音の強弱等が指標として用いられると考えて、検討を進めています。また、咀嚼力の強さや、つばを飲み込む速さなど、間接的に嚥下機能に結びつくと考えられる機能を測定する技術についても開発を行っています。健康な若年者、介護を必要としない健康な高齢者のデータも測定して、比較していく予定です。 長寿社会における人々のライフスタイルの充実に向けて、ヒューマンライフテクノロジー研究部門および健康工学研究部門では、楽しい語らいのある食生活を目指した福祉介護技術の研究開発を行っています。加齢や病気によって嚥下機能が低下すると、誤嚥性肺炎などの危険が増えるばかりでなく、介護者の負担が増してしまいます。本テーマは、自宅や介護施設に暮らす高齢者が、ゲーム形式の訓練を楽しんで行うことによって、嚥下機能の低下を防ぐことを目指しています。 ●継続的に楽しめる、嚥下機能リハビリ用ソフトを開発 ●リハビリの効果を間接的な方法(人間工学的計測技術)によって評価 ●嚥下機能を直接測定する方法を開発して、間接的な測定法の有効性を検証■ 研究担当:稗田一郎/梅村浩之*/井野秀一 ■ ヒューマンライフテクノロジー研究部門 身体適応支援工学グループ/ *健康工学研究部門 くらし情報工学研究グループ■ 連携担当:本間一弘 /池田喜一 生活自立支援のための身体機能回復技術̶ソフトウェアによる誤嚥下防止リハビリテーション技術̶● 研究拠点つくば中央関西センター133ライフサイエンス分野第6会場L-54L-54

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