2012年研究カタログ
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研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財RNA合成酵素の構造解析ポリU付加酵素を核としたmiRNA代謝装置●コドン最適化による蛋白質の大量発現と結晶化● ヒト培養細胞からの簡便・迅速なRNA代謝装置複合体の取得及び機能解析謝辞: 本研究は、JSTの戦略的創造研究推進事業(PRESTO)及びJSPSの最先端・次世代研究開発支援プログラム(NEXT)の助成を受けたものです。 (上図)生体内で幹細胞の分化、発生のタイミングを制御し、ガン抑制効果を有する低分子RNAであるマイクロRNA(miRNA)の代謝装置複合体の構成因子の同定及び機能構造解析を行っています。 (下図)翻訳因子と複合体を形成するウイルス由来RNA合成酵素の複合体形成の仕組み、RNA合成反応の分子基盤の解析を行っています。また、トランスファーRNA、メッセンジャーRNAの成熟、制御を担う鋳型非依存的なRNA合成酵素群の反応特異性の構造解析、分子進化の解析を行っています。 RNAはDNA上の遺伝情報を蛋白質へと翻訳する中間体としての役割が以前から知られていました。生体内には他にも遺伝子発現の抑制に関わる低分子RNAなど数多くのRNAが存在することが発見され、遺伝子発現を制御する中心的な役割を担う分子として再認識されています。私たちは分子生物学的、構造生物学的な手法でRNA合成過程を解析し、その分子基盤を確立することを目指しています。RNAの合成過程は細胞の分化やガン化などと密接な関係があるため、これら高次生命現象を制御する薬剤のデザインが可能になると期待できます。 ●鋳型非依存的RNA合成酵素、ウイルス由来RNA合成酵素の解析 ●細胞のガン化を制御する低分子RNAの代謝装置複合体の解析 ●薬剤のデザインを可能にするRNA合成過程の分子基盤の確立■ 研究担当:富田耕造/竹下大二郎/杉本崇/山下征輔 ■ バイオメディカル研究部門 RNAプロセシンググループ■ 連携担当:丹羽修 /小高正人 RNAができてはたらくまで● 研究拠点つくば中央128ライフサイエンス分野第6会場L-49L-49

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