2012年研究カタログ
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研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財ストレス性睡眠障害モデルマウスのNMR-MPストレス性睡眠障害モデルマウス● 睡眠障害(不眠症)モデルマウスを用いた睡眠障害の改善作用を有する物質の探索● 実験動物(マウス)を用いた行動リズムの測定および睡眠解析●疾患モデル動物における睡眠障害症状の判定●睡眠障害患者の血液を用いたNMR-MP 我々は、精神的なストレス負荷による睡眠障害モデルマウスの作成技術の開発を進めてきました。このモデルマウスは環境要因により、入眠障害および睡眠時の頻繁な覚醒を伴う、睡眠リズムが壊れてしまった状態に有ります。このマウスの血液を採取し、血液中代謝物を簡便かつ包括的に解析するNMR-メタボリックプロファイリング(NMR-MP)を行いました(方法はL-41の方法を参照)。その結果、睡眠障害マウスと健常マウスとの間に横軸に沿った分離がみられ、双方のマウスを区別できる、一群の因子が存在している事がわかりました。 体内リズムの乱れは、睡眠障害やうつ病、様々な代謝性疾患の発症と密接なつながりが有ります。特に、ストレス性の睡眠障害は現代社会で深刻な問題ですが、その発症のしくみは不明な部分が多く、症状の多様性や明確かつ客観的な診断方法が確立されていないことが大きな問題点です。そこで我々は、近年開発したストレス性睡眠障害モデルマウスを利用して、ストレス性睡眠障害のバイオマーカー探索する試みを進めています。 ●ストレス性睡眠障害モデルマウスの開発 ●睡眠障害や生体リズム(体内時計)のバイオマーカー候補分子 ●単一標的物質では検出できない睡眠障害の状態をNMR-MPにより検出■ 研究担当:1宮崎歴/1大石勝隆/2根本直 ■ バイオメディカル研究部門 1生物時計研究グル-プ/ 2バイオ界面研究グループ■ 連携担当:丹羽修 /小高正人 睡眠障害を検出する新規バイオマーカーの開発● 研究拠点つくば中央121ライフサイエンス分野第6会場L-42L-42

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