2012年研究カタログ
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研究のポイント研究のねらい研究内容連携可能な技術・知財スペクトル解析によるヒトとウシのトロンビンの識別核酸アプタマーによる物質の検出法の概要新規核酸アプタマーの取得などの共同研究●特願2011-548712「標的分子の検出方法」 従来法であるSELEX法では何度もセレクションのステップを繰り返すのに対し、新たに開発した手法では、一回のセレクションで、数多くの結合したアプタマーの配列を次世代シークエンサーによって解析し、その配列と個数(親和性スペクトル)により、物質の特定を行います。抗体、ストレプトアビジンに対して、安定した特徴的な親和性スペクトルが得られています。また、トロンビンの検出に応用した例では、ウシとヒトのトロンビンの違いを親和性スペクトルの違いから検出することができています。現在、がん細胞の認識への応用開発等を進めています。 核酸アプタマーはターゲット分子を認識する人工核酸です。医薬品への応用や、低分子化合物への抗体では検出できないような低分子、毒物に対する検出への利用が期待されていますが、その開発には、時間、労力が掛かることが大きな課題となっています。本研究では、近年、急速に進歩している次世代シークエンサー技術を応用することにより、新しい検出法として、結合したアプタマーの全ての配列情報をスペクトルとして扱い、ターゲットを認識する方法の開発を行いました。 ●核酸を用いて、物質を検出する新しい方法の開発 ●次世代シークエンスにより、結合する核酸配列をスペクトル解析 ●がん細胞の認識、毒物の検出等、様々な研究に応用可能■ 研究担当:宮岸真 ■ バイオメディカル研究部門 分子複合医薬研究グループ■ 連携担当:丹羽修 /小高正人 核酸アプタマーを用いた検出システムの開発● 研究拠点つくば中央119ライフサイエンス分野第6会場L-40L-40

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