産総研レポート
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41地球温暖化対策クリーンルームの省エネに取り組んでいます クリーンルームは、年間を通じて大量のエネルギーを使用しています。クリーンルームの省エネは、産総研の省エネ課題のなかでも最も重要な課題の一つです。・室内の清浄度を保つためのFFU(fan filter unit)を 50%停止 クリーンルームの清浄度を維持するFFU557台の 運転を休日に50%停止し、年間87,700kWhを削 減しました。・外気の冷却温度と加熱温度の設定値を変更 クリーンルームの多くは、温度・湿度を厳密に制御 するため外気を外調機で一旦7.5~12℃に冷却して 除湿した後、再び16~20℃まで加熱してから室内に 吹き出す設定となっています。この冷却温度と加熱 温度の設定値を変更して、年間32,377kWhを削減 しました。 産総研では、つくばをはじめ、東北、臨海副都心、中部、関西、四国、九州の各研究拠点に太陽光発電設備を導入しています。 2009年度の太陽光発電量は1062千kWhで、一般家庭310世帯分の年間電力使用量に相当し、年間515トンのCO2排出削減に貢献できました。新エネルギーの導入 新エネルギーの導入により、CO2排出量を削減しています04008001200200620072008200914000200400600700太陽光発電量およびCO2排出削減量推移太陽光発電量CO2排出量削減効果(千kWh)メガソーラータウン鳥瞰(つくばセンター)(t-CO2)(年度)1,2241,1561,0621,273617593561515FFUの停止は、研究現場の理解と協力によって実現できました。最初は25%停止から始めて、データの収集と打合せを重ね、段階的に50%停止を実現しました。省エネには、きめ細かな対応が必要だと感じました。
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