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フィンランド技術研究センター(VTT)との包括的協力協定締結

調印式の写真 産業技術総合研究所とフィンランドVTTは、研究協力、人材の交流を進めることを目的とする包括的な協力協定を結ぶことで合意し、平成18年2月15日に産総研で、双方の代表者が出席して協定書の調印式を行いました。

吉川産総研理事長と、VTT理事長の写真
左:吉川 弘之 産総研理事長
右:Dr. LEPPÄVUORI フィンランドVTT理事長
協定の目的

 VTTは、フィンランドの研究開発に中心的な役割を果たしている研究所であり、産総研との共通の課題も多いため、協力関係を強化することが、両機関にとってメリットとなると考えられます。このため、同研究所とは、今後、産総研の複数の研究ユニットが協力協定や共同研究契約を締結するものと判断しました。

 そこで、研究ユニットの事務的負担を低減し、今後締結する個別研究課題の”Project Agreement”の内容のガイドラインを示すため、産総研組織全体として、VTT本体との包括的な協力協定を締結するに至りました。

フィンランド技術研究センター(VTT)の概要
 VTTはフィンランドにおける、産総研に相当する応用研究関連の国立研究機関(職員数3000人超えの北欧最大の国立研究所)です。、研究課題については、VTT自身も重点分野を示しながらも、大学との連携によるボトムアップ型のアプローチ体制がベースになっています。VTTの本部・主要研究所もヘルシンキ郊外のオタニエのサイエンスパーク(ノキア本社・研究拠点もここにあります。)にあり、工学系は、フィンランド北部のオウル市のあるオウル大学に隣接するサイエンスパークにある研究所が主力拠点となっています。(オウルのサイエンスパークは、ノキア携帯電話の発祥の地でもあり、携帯ネットワークシステムの研究拠点となっています。)尚、オウルに在るVTT Electronicsとは、旧工業技術院電子技術総合研究所(電総研)時代からの連携(MOU締結を含め)が続いており、現在も、近接場光応用工学研究センター等により行われています。