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多比良ジーンファンクション研究センター長の研究グループが「つくば賞」を受賞

授賞式写真 平成16年7月23日(金)、つくば国際会議場において、第15回つくば賞授賞式及び受賞記念講演会が行われました。

 今年度、産総研からは多比良和誠ジーンファンクション研究センター長、宮岸真研究員、川崎広明研究員、藁科知子研究員のグループが「ジーンディスカバリー技術の創製とハイスループット機能遺伝子同定」でつくば賞を受賞しました。

 「つくば賞」は、財団法人茨城県科学技術振興財団(理事長;江崎玲於奈)が行っている研究開発奨励事業で、茨城県内において、科学技術に関する研究に携わり、世界的に評価を受ける顕著な研究成果を収めた者に授与されます。

受賞者の写真左から江崎玲於奈茨城県科学技術振興財団理事長
多比良和誠ジーンファンクション研究センター長
宮岸真研究員
川崎広明研究員
多比良和誠ジーンファンクション研究センター長の写真講演会写真授賞式に先立ち行われた受賞記念講演会
受賞理由

 多比良研究センター長のグループは、世界で初めて高機能なハイブリッドリボザイムを創製し、ポストゲノムの迅速な機能性遺伝子探索技術(ジーンディスカバリーシステム)を確立ました。この基盤技術に基づき、アポトーシス関連遺伝子、アルツハイマー関連遺伝子、ガンの転移に関わる遺伝子など、数多くの新規機能遺伝子を同定すると共に、これまでの手法では見つけることが困難であった神経の分化に関わる新規な20塩基ほどの小さなRNAを見出しました。また、現在さらに効率の良いsiRNA発現ライブラリー作製しており、このライブラリーを用いた、網羅的なジーンディスカバリーシステムの構築も行っています。

 これらの優れた業績にたいし、第15回つくば賞が贈られました。