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「つくば本部・情報技術共同研究棟」 が完成


ポイント

  • 最先端のネットワーク情報処理設備と産学官が連携して研究を行う共同研究スペースを有する施設
  • 産学官連携のための国内最高の総演算性能を有するクラスタ計算機「AISTスーパークラスタ」を設置
  • 各研究関連・管理部門が集約化され「産総研・つくば本部」を構築

概要

 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)が、かねてより「つくばセンター・つくば中央」に建設してまいりました「つくば本部・情報技術共同研究棟」が、平成16年3月末に竣工致しました。

 「つくば本部・情報技術共同研究棟」は、最先端のネットワーク情報処理設備と産学官が連携して研究を行う共同研究スペースを有する施設であり、次世代超高速情報処理技術や高度並列ソフトウエア開発等の分野横断的かつ国際的なネットワーク情報処理技術研究推進の拠点を構築し、これらの技術を活用した新産業、ベンチャー企業の創出を図り、情報技術におけるわが国の国際競争力の強化を図る目的で建設したものです。また、本施設の完成により、これまでつくばセンターに分散しておりました各研究関連・管理部門が集約化され名実ともに、「つくば本部」が構築されることになります。

 本施設は、新しい産総研の象徴として高層部の外壁には現代的な材料であるアルミパネルを使用し、低層部には産総研の歴史の継承として既存の建物の標準的な外装であるレンガタイルを使用しています。延床面積は、32,983.44m2、地上9階、塔屋1階からなり、2階の計算機室には、産学官が連携して研究を行うための最先端のネットワーク情報処理設備として、グリッド技術を用いた国内最高の総演算性能を有するクラスタ計算機「AISTスーパークラスタ」が設置されております。AISTスーパークラスタは、Linuxをオペレーティングシステムに用いた、全体で14.6TFLOPSの総演算性能と9.6TBのメインメモリ、803TBのストレージを持つクラスタ計算機です。また、南側の外壁には太陽電池パネルを設置し、省エネルギー化を図っております。

 本施設の完成により、世界レベルでの競争力をもつ産総研の研究ポテンシャルのもと、産学官一体の強力な技術開発の実現を可能とすることによって、わが国における、情報技術分野の技術レベルを飛躍的に向上させ、新規産業の創出、ベンチャー企業の創出を可能とし、わが国の国際競争力の強化を目指し、効果的に活用してまいります。

施設概要

外観写真
つくば本部・情報技術共同研究棟

目的: 次世代超高速情報処理技術や高度並列ソフトウエア開発等の分野横断的かつ国際的なネットワーク情報処理技術研究推進の拠点を構築し、これらの技術を活用した新産業、ベンチャー企業の創出を図り、情報技術におけるわが国の国際競争力の強化を図る。
建設予算: 170億円(平成13年度補正予算)
建設場所: 独立行政法人 産業技術総合研究所 つくばセンター つくば中央第2(茨城県つくば市梅園 1-1-1 中央第2)
施工者: [設計・監理](株)日本設計
[建築] 竹中・清水・間 建築JV
[電気設備(電力)]電設工・栗原・八千代JV
[電気設備(通信)]コムシス・米沢 通信JV
[機械設備(空調)]大氣・日立プラ・大成温JV
[機械設備(衛生)](株)西原衛生工業所
[エレベーター設備](株)日立製作所
施設概要: 鉄骨造(一部鉄筋コンクリート) 地上9階、塔屋1階
延床面積 32,983.44m2
建築面積  4,486.31m2
1階 玄関・エントランス・ネットワーク会議室
2−3階 計算機室、研究・実験室、電気室、機械室
4−6階 研究・実験室、会議室
7−9階 事務室、会議室
平成16年3月末竣工
特徴: 国内最高の総演算性能を持つクラスタ計算機「AISTスーパークラスタ」を設置