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2002年5月2日掲載  

持丸氏・中村氏が「市村学術賞・貢献賞」を受賞

記念碑写真 市村学術賞は「リコー三愛グループ各社を統括した創業者、故市村清氏の昭和38年4月29日紺綬褒章受賞記念として、毎年、受賞記念日に表彰を行い、科学技術の普及啓発に資するとともに科学技術向上に寄与することを目的としています。本表彰は、大学ならびに研究機関で行われた研究のうち、学術分野の進展に貢献し、実用化の可能性のあるもの。」(第34回 市村学術賞受賞候補推薦書記入案内の趣旨を引用)に対して贈られます。
 今年度の授賞式は4月26日に行われ、当所の持丸正明デジタルヒューマン研究ラボ副研究ラボ長は「3次元形態変換関数による人体適合製品設計技術の研究」において、中村安宏計測標準研究部門主任研究員は「新たな静電容量電気標準確立のための周波数可変直角相ブリッジの開発」において、第34回 市村学術賞・貢献賞を受賞しました。
持丸正明デジタルヒューマン研究ラボ副研究ラボ長
 「3次元形態変換関数による人体適合製品設計技術の研究」
 持丸氏は、「3次元形態変換関数による人体適合製品設計技術の研究」において、人間の3次元形態をデジタルモデル化し、その個人差を空間の歪を利用した形態変換関数で記述することで、人体形態の統計処理を可能にし、さらに、個人の人体形態に適合する製品(靴、衣服、メガネ、ガスマスクなど)の設計応用を実現したことが評価され、受賞となりました。
持丸写真1
持丸写真2
・デジタルヒューマン研究ラボ http://www.dh.aist.go.jp/
中村安宏計測標準研究部門主任研究員
 「新たな静電容量電気標準確立のための周波数可変直角相ブリッジの開発」
 中村氏が電圧・抵抗等に関する国家標準に関わる静電容量電気標準の分野において、新たに考案した回路構成による直角相ブリッジは周波数可変直角相ブリッジと呼ばれ、これを用いて世界で初めて量子化ホール抵抗から多周波数で静電容量を導くことに成功しました。この業績は国際的にも高く評価されており、国内産業界に対する寄与も大きいことが評価され、受賞となりました。
中村写真1
中村写真2
・計測標準研究部門 http://www.nmij.jp/orgtop/index.html