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太陽光による環境浄化
低濃度VOCs処理用光触媒ソーラーリアクター
概要
 
光化学スモッグの主な原因は揮発性有機化合物(VOC)です。 日本国内でも、年間約100万トン以上ものVOCが大気中へ放出されています。 VOC放出のほとんどは小規模事業所の未対策排出源によるものです。 処理装置の導入には、設置場所やコストの問題など、いろいろな障害があります。 もし、安価でランニングコストを抑えられる浄化装置があれば、小規模事業所でも普及が進みVOC放出量を削減できると考えられます。ソーラーリアクタ外観(左)と装置の構造(右)

【写真】ソーラーリアクタ外観(左)と装置の構造(右)

開発のポイント
 
産総研で開発したソーラーリアクターには、自然エネルギーである太陽光を利用してVOCを処理し続けるというアイデアが導入されました。 装置をタワー型とすることで、設置面積を最小限化できました。 タワー内部の乱反射鏡によって、太陽光が装置下部まで届き、同面積の平面型光触媒装置に比べても、高いVOC処理能力を持っています。
この装置をひとつの事業所に設置しただけでは効果は期待できません。 しかし、小規模な工場が集中している地区の全ての事業所がこの装置を設置すれば、その地区から排出されるVOCの削減に大きな効果を持つと期待されています。
産総研では、このほかにも「室内光で働く光触媒」など、身近な環境保全を進める研究を進めています。
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