眼鏡をかけたままその眼鏡を探す。見つかりっこありませんよね。
このこっけいなワンシーン、眼鏡に無縁な方には「そんなばかな」と言われそうですが、経験者は結構いるんじゃないでしょうか。
ところで、こんなこっけいなシーンがあちらこちらに登場しそうな気配なのです。その秘密は産業技術総合研究所(産総研)で進めている研究テーマ、「体のかたちのデジタルモデル」にあります。
つまり、人間の体のあらゆる部分を3次元−いわゆる立体ですね−で計測し、一人ひとり異なる体の特徴に合わせて、ぴったりフィットする製品を作り出そうというのです。
例えば眼鏡。いい眼鏡の条件は「つけていることを忘れる眼鏡」と言われます。体のかたちのデジタルモデル技術によって、まさにその通りの眼鏡を作り出すことが可能になるのです。その結果、冒頭のようなこっけいなシーンが日本中で繰り広げられるかもしれません。
