
下村正樹(産業技術総合研究所 広報部 兼 ナノテクノロジー研究部門)
監修:牛島洋史(産業技術総合研究所 光技術研究部門)

いろんな色に見える光があることは知っていますね。ネオンやレーザーポインターなどは色のついた光を出しますし、色つきのセロファンを通ってくる光にも色がついています。ところが、太陽や電球、蛍光灯の光は色がついていないように見えます。じつは太陽の光などは、いくつかの色の光が混じったものなのです。空にかかる虹は太陽の光が空気中の水てきによって分けられて、虹色にみえているのです。プリズムというものを使うと太陽の光を虹色に分けることができますが、今回はプリズムの代わりに、回折格子(グレーティング)というものを使って、光を分けてみます。分光器 −光を分ける機械−を作って実験してみましょう。