1.目的と効果
吸着材料であるアパタイトと光触媒である二酸化チタンを複合化した材料を提供します。アパタイト結晶を二酸化チタンの表面に直接析出させることで両者の利点を生かすことができます。[適用分野]
●シックハウス症候群対策など室内空気の浄化
●外壁の防汚 ●抗菌・抗カビ材料 ●水浄化
2.技術の概要、特徴
この材料は以下のような特徴を持っています。(1)夜間など光が当たらない時でもアパタイトが物質を吸着する。
(2)光が当たるとアパタイトが吸着した物質を二酸化チタン光触媒が分解する。
(3)アパタイトがスペーサーとなるため直接光触媒が基材に触れない。
(4)光触媒が有機物を分解するのに一定の時間を必要とするが、アパタイトが吸着した物質を逃がさないため確実に分解することができる。
3.発明者からのメッセージ
アパタイト被覆二酸化チタン光触媒を開発したことで、今まで使用することができなかった繊維、樹脂、プラスチック、木材、紙などの有機系基材へ応用することができるようになりました。また光の有無に関わらずに機能するため、夜間など暗い場所での効果も期待できます。![]() |
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●図:アパタイトを被覆した二酸化チタン光触媒の概念図 |
●写真:光触媒塗料を塗布した道路標識 |


