独立行政法人産業技術総合研究所
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2001年4月6日 発表

平成13年度科学技術週間一般公開について

 平成13年4月1日、様々の分野の研究を行ってきた 旧通商産業省 工業技術院傘下の15研究所と計量教習所が一つに統合され、国民の生活の向上の寄与に応えられる国内最大級の強力な独立行政法人組織すなわち独立行政法人産業技術総合研究所に生まれ変わりました。産業技術総合研究所は、情報技術やバイオテクノロジーなどの先端技術はもちろんのこと、環境・エネルギー及び計量標準、地質調査など国内外の幅広い社会の問題に積極的に取り組んでいます。

 今回、科学技術週間に産業技術総合研究所の研究活動の成果の一部と研究所の常設公開施設でもある地質標本館“特別展”の公開を実施します。

 産業技術総合研究所の地質標本館は、研究所の行う地質の調査に関わる研究の成果を常設あるいは特別展示を通して社会に普及・広報するとともに、日本や日本周辺域の地質や地下資源、地震や火山等の地質現象について最新の情報が得られる我国唯一の地球科学に関する総合博物館です。

 去る2000年6月26日、三宅島は噴火を開始し、今日に至っても多量の火山灰と、火山ガス(二酸化硫黄)を放出しています。三宅島の皆様は島を離れ、不自由な生活を送りつつ帰島のメドもたっていないと聞いております。昨年の噴火以来今日まで産業技術総合研究所に所属する研究者が現地を調査し、持ち帰った火山灰、火山弾、火山礫等を研究した結果から三宅島の噴火のメカニズムが明らかになりつつあり、三宅島の噴火がマグマ本体が起したマグマ水蒸気爆発であることがわかりました。4月16日から始まる科学技術週間では、当研究所の地質の専門家が三宅島で行なった調査と研究の成果「2000年三宅島噴火」を展示します。人工衛星を使った各種の画像や、ヘリコプターからの写真等も展示します。

 今回は“特別展”ということで、今、三宅島で何が起こっているのか、80以上の活火山をかかえる日本列島の地質はどうなっているのか、ぜひ三宅島の青少年の方に地質科学という視点からこの現象を知っていただく企画を立案し、地質や火山の研究にたづさわる研究員等から直接火山についての説明をする予定で三宅高校生全員を独立行政法人産業技術総合研究所に招待(平成13年4月17日)することになりました。また同時に、鳥取西部地震及び山陰の鉱物資源についても“特別展”を開催する予定です。

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