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第4回産総研オープンラボを開催

オープンラボロゴ画像

 2011年10月13日、14日に「産総研オープンラボ」を産総研つくばセンターで開催しました。このイベントは2008年度より、産総研の研究成果や実験装置、共用設備などの研究リソースを企業の経営層、研究者・技術者の方、および大学・公的研究機関の皆さまに広くご覧いただくため催しています。

 東日本大震災により、産総研もつくばセンター、東北センター、臨海副都心センターが大きな被害をうけました。それ以来産総研は、公的研究機関として復興活動への協力を行いつつ、研究の再活性化、研究再構築に取り組んできました。産総研オープンラボは、再構築後の新しい産総研を、皆さまにご覧いただく大切な機会として、職員一同準備に取り組んできました。

パネル展示の写真
ラボ見学の写真
パネル展示(上)、ラボ見学(下)

 本年度の産総研オープンラボは、昨年度を踏襲し、全国の研究拠点から集めた約340の研究テーマのパネル展示を7会場で行い、併せてつくばセンターの約120カ所の研究室公開(ラボ見学)を行いました。震災の影響により、昨年度に比べラボ見学場所の数は減りましたが、これまで初日の午後から開始していたラボ見学を、午前中から開始することでラボ見学の回数を増やしました。

 初日昼に行われたオープニングセレモニーでは、中西宏典 経済産業省産業技術環境局審議官(産業技術・環境担当)、橋本昌 茨城県知事、市原健一 つくば市長、永里善彦 (社)日本経済団体連合会 産業技術委員会産学官連携推進部会長、古谷毅 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構理事からご挨拶をいただきました。野間口産総研理事長からご来場の御礼と、震災復興における取り組み、今後の一層の連携推進への取り組みについて紹介し、和やかな雰囲気のうちに終了しました。

 今回の産総研オープンラボでは、各分野大小とりまぜた20以上の講演会を企画しました。特に「日本を元気にする産業技術会議」の活動の一環として、初日午後に「グリーンエネルギー転換に必須な資源"レアアース"」、2日目午前に「ライフサイエンス分野におけるオープンイノベーションへの挑戦:革新的創薬に向けて」を開催しました。どの講演会においても活発な討議がなされ、盛況のうちに終えることができました。


オープニングセレモニーの様子と挨拶をする野間口理事長(右下)の写真   講演会の写真
オープニングセレモニーの様子、
挨拶をする野間口理事長(右下)
 
講演会

 新たな取り組みとして、地域センターを主体とした展示のうち選りすぐりの5件について、研究者と来場者がくつろいだ雰囲気でディスカッションをお楽しみいただけるイベント「アフタヌーンカフェ」を開催しました。ラボ見学とは一味ちがった、研究者とじっくり対話できる機会となったのではと考えております。

アフタヌーンカフェの写真1   アフタヌーンカフェの写真2
アフタヌーンカフェ

 運営面におきましては、各会場間が離れているため、これらをこまめにつなぐ構内循環バスを運行しました。また地震などの災害に備えて、すべてのパネル展示を会場の2階以下に配置し、お客さまを速やかに安全な場所へ誘導できるよう対応方法の策定を行いました。

 本年度は4回目の開催となりますが、2日間で、昨年度を大幅に上回る延べ4,224名のお客さまにご来場いただきました。またアンケートを通じて「プレゼンテーションの仕方やプログラムの組み方に工夫がみられた」「さらなるオープン化を望みます」など貴重なご意見をいただきました。  多くの皆さまにさらにご満足いただけるように、これからも常によりよい準備・運営を心掛け改善に取り組んでいきたいと思います。

会場・受付の様子の写真1   会場・受付の様子の写真2
会場・受付の様子