独立行政法人産業技術総合研究所
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  メールマガジン [ 産総研 Topics! ] Vol.6 No.19
      −未来のビジネスヒントがここにある・・・−
                         2008/10/01
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■□■ プレスリリース ■□■
10/1発表◆
 「ネットワークフォトニクス研究センター」を設立
 −高精細映像などの巨大情報を超低消費電力で処理するネットワ
 ークの実現に向けて−
 《ポイント》
 巨大情報を超低消費電力で処理する新しい光パスネットワークに
 向けた研究開発を行う。
 光パスネットワーク構築に必要となるデバイス、光信号処理技術
 などを企業と連携して研究開発し、イノベーションハブとしての
 機能を果たす。
 情報通信量の増大と共に増えていくネットワーク機器の消費電力
 問題に対応し、超低エネルギーネットワーク実現に貢献。

9/30発表◆
 カーボンナノチューブを用いた高感度ガスセンサーを開発
 −簡便な手法で安価に作製できる二酸化窒素センサー−
 《ポイント》
 10ppbレベルの二酸化窒素(NO2)を室温で再現性良く検出。
 微細に分散された単層カーボンナノチューブ(SWCNT)を用いて
 高感度を実現。
 低コストで量産性に優れるため、SWCNTガスセンサーの実用化に
 大きく前進。

9/25発表◆
 超低消費電力・高速動作を兼ね備えた不揮発性抵抗変化メモリー
 素子”RRAM”の開発に成功

 −ビットコスト競争力強化で大容量化の途も拓く−
《ポイント》
 ナノテクノロジーと固体電気化学の融合により、遷移金属酸化物
 からなる不揮発性抵抗変化メモリー素子の高性能化を達成。
 超低消費電力・高速動作に優れたメモリー素子の実現により、超
 大容量メモリー実現・ビットコスト競争力強化への途も拓かれ、
 次世代デジタルAV機器などへの幅広い適用に期待。
 開発したメモリー素子の作製方法は、既存の半導体製造プロセス
 との整合性が高く、省エネルギー・省資源も実現。

9/25発表◆
 薬剤、膜タンパク質の網羅的機能解析を実現へ
 −ゲノム、プロテオーム解析に替わる新しい立体配座コード解析−
 《ポイント》
 赤外円二色性分光法を使用して、環境中キラル化学物質の分子構
 造体の立体配座コード化を実現。
 2018年を目処に立体配座コードの国際基準の採用を目指す。
 薬事申請に不可欠なキラル合成医薬品の絶対配置を決定するため
 の基盤ツールとして活用できるほか、抗体医薬を含む新薬の次世
 代設計・開発支援ツールとしての応用に期待。

9/24発表◆
 プラスチックフィルム上に金属電極を低温で印刷形成する技術を
 開発

 −従来困難だったアルミニウム配線のフィルム上への印刷形成も
 可能に−
 《ポイント》
 低温焼成する技術の開発により汎用プラスチック上でも金属パタ
 ーン印刷が可能に。
 この低温焼成技術に適合した金属ペースト作製技術もあわせて開
 発。
 超軽量薄型太陽電池やフレキシブルディスプレイなどの開発の加
 速に期待。

9/23発表◆
 カーボンナノホーンへ光治療用物質の内包に成功
 −マウスの皮下実験で光照射により腫瘍消滅−
 《ポイント》
 カーボンナノホーンへ光感受性物質を内包させ、外面に水溶性タ
 ンパク質を結合させた。
 マウスの皮下移植実験で光照射により腫瘍が消滅。
 カーボンナノホーン自身の抗腫瘍効果が動物実験で確認されたの
 は世界初。

9/18発表◆
 シアン化合物を使わない無電解金メッキ法を開発
 −様々なプラスチックへ密着性の高い金被膜を形成可能−
 《ポイント》
 毒物のシアン化合物を使わず、安全で環境にやさしい金メッキ法。
 絶縁体であるプラスチックに常温で金メッキが可能。
 基材への煩雑な前処理をすることなく高い密着性を実現。

9/17発表◆
 窓ガラスに貼れる日射熱反射フレキシブルシート
 −日射熱を遮断して冷房負荷を大幅に軽減−
 《ポイント》
 日射エネルギーの流入を50%以下に抑制し、省エネに寄与。
 採光や眺望を妨げない約80%の照度を確保。
 日射熱反射フィルムとして合わせガラスなどへの応用を期待。

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■□■ 最近の研究成果 ■□■
産総研広報誌(産総研TODAY)から最近の研究成果を紹介します。
 ・軽くて曲がる太陽電池で効率17.7 %を達成
 ・可視光応答性酸化タングステン光触媒の開発
 ・有機素材の表面を簡単な成型プロセスで超撥水(はっすい)性へ
 ・本格的測定を開始したアボガドロ国際プロジェクト

異形断面形状が成形できるスピニング加工機を開発
 −ロボット制御技術によりへら絞り加工を高度化−
 《ポイント》
 ロボット制御技術の適用により、従来のスピニング加工では困難
 だった楕円・偏心・多角形など異形断面形状の成形を実現。
 金型製造コストが削減可能なため、小ロットの多品種少量生産、
 単品の特注品や製品開発における試作に用いるとメリットが大き
 い。

化学的析出法による新しいLSIチップ実装技術を開発
 −繊細な3次元 LSIチップ積層実装にも適用可能−
 《ポイント》
 力と熱を用いた従来の物理的実装から低温でダメージレスの化学
 的実装へ。
 自己整合接続により10マイクロメートル以下の微細ピッチに対応。
 バンプ形成工程が不要なバンプレス接続。
 複数チップをウエハレベルで、一括フリップチップ接続が可能。

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■□■ 特許紹介(技術移転) ■□■
マニピュレーターの動作予告装置
 人の隣で人と共同作業を行うロボットアームが、その動作の作業
 対象物にスポット光を照射することで、人にその動作を予告する
 システムを開発しました。 
[適用分野]
 ※人とロボットが日常生活環境で共存、協調して作業を行う場面

噴霧液滴の高精度粒径分布測定
 噴霧液滴を容易に採取・乾燥し、効率よく蒸発残渣粒子を得るこ
  とができるサンプリングプローブを開発することによって、自然
  乾燥法の問題を解決し、精度と信頼性の高い液滴径分布測定を実
  現するとともに、広範な噴霧液滴への適用を可能としました。
 [適用分野]
 ※熱機関における燃料噴射
  工業製品・医薬品・食品など製造プロセスにおける造粒・塗装・コーティング

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■□■ お知らせ ■□■
広報誌(産総研TODAY:10/1発行)を掲載しました。
 特集:本格研究 理念から実践へ 他

「環境報告書2008」を掲載しました。

独立行政法人産業技術総合研究所と広島県及び東広島市立地協定
 を締結

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■□■ イベント ■□■
産総研オープンラボ
 開催日:2008年10月20日(月)〜 21日(火)
 本オープンラボは産業界、大学、公的研究機関等の皆様向けの催
 しです。
 ふだんご覧いただけない研究室約250箇所を公開します。産業
 技術研究の最前線で、ニーズとシーズのマッチングを図るまたと
 ないチャンス。ぜひこの機会に、次のヒントを見つけませんか?

○産総研イベント情報は以下のURLでご覧いただけます。
 http://www.aist.go.jp/db_j/list/l_event_event_main.html