8/28発表◆
陽電子を用いた実用的な3次元極微欠陥分布イメージング法の開発
−先端材料開発のための新しい計測ツールとして期待−
《ポイント》
高強度陽電子ビームを用いて、世界最速の極微欠陥分布イメージ
ングに成功。
任意の深さの原子〜ナノメートルサイズの極微欠陥イメージング
が可能に。
極微欠陥制御による先端材料開発の大幅な加速に期待。
8/28発表◆
高性能強磁性トンネル接合により高出力の高周波発振に成功
−スピントロニクス素子の高周波応用に道−
《ポイント》
世界で初めて高性能強磁性トンネル接合による高周波自励発振に
成功した。
これまでの巨大磁気抵抗素子の100倍以上の発振出力を実現した。
スピントロニクス素子による高速チューニング可能な発振器の可
能性がある。
8/28発表◆
公募したサービス工学の適用実証委託事業に5件採択
−サービスにおける科学的・工学的手法の普及・啓発に向けて−
《ポイント》
経済産業省から受託したサービス研究センター基盤整備事業の一
環としてサービス学の適用実証事業を公募し、採択事業を決定。
事業内容と波及効果に関する審査を経て5件の課題を採択。
これらの事業との連携を含め、サービスの生産性向上における科
学的・工学的手法の有効性を示し、その普及を図る。
8/27発表◆
カーボン被覆したナノメートルオーダーのLiFePO4超微粒子の作製
−低コスト、高安定、高出力リチウムイオン電池用として有望−
《ポイント》
直径20〜40ナノメートルのLiFePO4の超微粒子の合成に成功。
LiFePO4の表面に1〜2ナノメートルのカーボン層をコーティング。
電気自動車用リチウムイオン電池の正極材料として今後の高出力
化に期待。
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■□■ 最近の研究成果 ■□■
○産総研広報誌(産総研TODAY)から最近の研究成果を紹介します。
・ロボットシミュレーター“OpenHRP3”
・携帯情報端末で動作する屋内測位システムの開発
・アミノ酸分析を用いた精確なタンパク質定量法
・赤外分光法による燃料電池固体電解質のプロトン拡散測定 他
○CIGS太陽電池モジュールで結晶シリコン太陽電池並の変換効率を
実現
−量産型CIGSサブモジュールでの変換効率15.9%を達成−
《ポイント》
次世代の太陽電池として期待されているCIGS太陽電池モジュール
を高効率化。
市販のCIGS太陽電池モジュールと同じ構造を用いて高性能を実現。
コストと性能で多結晶シリコン太陽電池に競合可能。
○歯(親知らず)からiPS細胞を樹立
《ポイント》
ヒト人工多能性幹細胞(iPS細胞)の樹立が報告され、臨床応用へ
の期待が高まっているが、この樹立に用いられた細胞の種類は限
られている。
今回、日常的に数多く捨てられるヒト組織(親知らず)からiPS
細胞樹立を試みた。
長期間冷凍保存された細胞からも樹立でき、多くの患者に将来適
応でき得ることを示した。
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■□■ 特許紹介(技術移転) ■□■
○フッ素官能基化カーボンナノチューブ
この発明では、これまで用いられてきたフッ素ガスなどの有毒ガ
スを使用しないで、安全・簡便な操作でカーボンナノチューブ表
面上にフッ素官能基を導入することができます。
[適用分野]
※生理活性、撥水(はっすい)性、撥油(はつゆ)性、潤滑性な
どをもつ機能性材料
○アルキル基含有粘土架橋体およびその製造方法
この特許により、多孔性材料の一種である粘土架橋体の有機ガス
捕集力を向上させることができます。
[適用分野]
※メタン吸蔵材、VOC吸着材・センサー、抗菌物質のカプセル
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■□■ お知らせ ■□■
○広報誌(産総研TODAY:9/1発行)を掲載しました。
特集:本格研究 理念から実践へ 他
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■□■ イベント ■□■
○「今沸騰する新しいものづくりと人づくり」
開催日:2008年9月12日 (金) 9時50分 〜 17時10分
会 場:東京大学 弥生講堂
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1 東京大学農学部内
「今沸騰する新しいものづくりと人づくり」と題し、経済産業省
関東経済産業局委託 産学人材育成パートナーシップ事業による
ワークショップを開催します。
当日は、東京大学、産総研、東京都立産業技術研究センター、神
奈川県産業技術センター、企業等からの講師陣により、最新のも
のづくりと人づくりに関連する講演が行われます。
○産総研イベント情報は以下のURLでご覧いただけます。
http://www.aist.go.jp/db_j/list/l_event_event_main.html