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産総研キャラバン 2011 やまなし(報告)

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 2011年2月19〜20日の2日間、甲府市の山梨県立科学館で「産総研キャラバン 2011 やまなし」を開催しました。2日間とも天気に恵まれ(科学館のウッドデッキからは澄んだ空気ごしに富士山がきれいに見渡せます)、3,033名(1日目1,314名、2日目1,719名)もの皆さんが科学館に来場下さいました。

 いろいろな地域をまわり、産総研とその研究成果を紹介させていただくとともに、子供たちには科学の楽しさに触れる機会をつくれればという趣旨で行っているこのイベントですが、毎回、同地の科学館や博物館のお世話になって開催させていただいています。今回も山梨科学館の館長はじめスタッフの皆さんの手厚いフォローをいただき成功裏に終了することができました。

 毎回、大勢の皆さんにご覧いただいた「ヒューマノイドロボットHRP-2」のデモステージでは、会場の熱気のあまり、ロボットがヒートアップしすぎて実演を一部省略させていただく一幕もありましたが、皆さんのご理解のもと、予定回数を無事に行うことができました。

 アザラシ型ロボット「パロ」は、これまでにも同館の企画展示に加わったことがあると伺っていましたが、それでもやはり小さな子にとっては一番のアイドルでした。

 画像認識と音声認識を組み合わせた動作デモを行った上体ヒューマノイド「HIRO」は、会場の賑やかさによるエラーもありましたが、ロボットとのインタラクションを楽しむ子供たちの目はキラキラでした。

 「血管年齢測定装置」の体験デモでは、お子さんが体験や工作を楽しんでいるあいだの大人の方にお並びいただきました。長い時間お待ちいただき申し訳ありませんでした。

 力を入れたときに筋肉に現れるわずかな電流「筋電」をスイッチにして、鉄道模型を動かす体験コーナーは、得意げに力を込める子供たちの列がとぎれませんでした。

 産総研の展示施設でも使っている「アイミュレット」。発信器から出る赤外線で音声データとエネルギーを同時に受け取る音声端末です。太陽電池を利用したものですが、電池がないのに聞こえるレシーバーに皆さん興味津々でした。

 今回は、地質標本館からのテーマも充実していました。ガラスケースの中に美しく輝くめずらしい鉱物標本に釘付けになる親子の姿もありました。

 自分でつくった砂の標本による顕微鏡観察と、砂が不思議な立体の幾何学模様を形作る「砂変幻」。足もとにありふれた砂の思いがけない美しさにビックリした方も多かったことでしょう。

 プリズムメガネで立体的に見える大きなポスターでは、迫力ある日本列島の地形を観察していただきました。地質の専門家が、地形から読み取れるプレートの動きや日本列島の生い立ちなどを詳しく解説しました。

 工作コーナーは、「偏光フィルムでつくる不思議な万華鏡」と「地質サンプルをモチーフにしたポップアップカードとしおり」を2つのコーナーで行いました。紙コップを使った簡単な仕組みからは想像もできないような不思議な万華鏡に、作った子供以上にお母さんが驚きの声を上げる姿も。地質のカードとしおりは、小さな子にもよいおみやげになったのではないでしょうか?

 たった2日間の短い間でしたが、ご来館いただいた皆さん、どうもありがとうございました。科学館の皆さんにはこころより感謝いたします。

産総研キャラバン 2011 やまなしの様子
開催概要
日時 2011年2月19日 土曜日 〜 20日 日曜日
会場 山梨県立科学館
〒400-0023 山梨県甲府市愛宕町358-1
主催 産業技術総合研究所
協力 山梨県立科学館
入場料 無料 ※山梨県立科学館への入場料が別途必要です。
問い合わせ先 産業技術総合研究所 広報部
電話:029-854-0320 ※開催当日は山梨県立科学館にご連絡ください。
プログラム、その他 「産総研キャラバン 2011 やまなし」詳細情報