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12月26日(金)、第13回産総研サイエンスカフェ「温泉と金鉱脈を結ぶ赤い糸」を、つくばカピオ別棟 カフェ・ベルガ(つくば市)にて開催し、30名の方にご参加頂きました。
話題提供は、地質標本館 青木正博館長です。
「温泉と金鉱脈を結ぶ赤い糸」…なんともロマンチックなテーマだと思いませんか。
開催日がクリスマスの翌日だったこと、また「参加者に思い出に残る時間を提供したい。」という青木館長の願いから、当日はいくつか素敵な工夫をしました。
各テーブルにて参加者同士でお話するという、いつものスタイルとは違い、話題提供者を取り囲むように配置された席。
そして、じっくり鉱物を観察出来るようにと用意されたルーペや、中央に置かれたいくつかの大きな鉱物。
また、参加者による鉱物観察のため金鉱石・黄鉄鉱の2種類の石を配り、プレゼントとしてお持ち帰り頂きました。
世界各国の火山・温泉のスライドが次々と映し出され、話題提供は始まりました。まるで世界旅行をしているかのようでしたが、実はこの写真の中に、金鉱床のヒントが隠れていたのです。
そのポイントは、硫黄。金が沈澱するきっかけを与えるそうです。
温泉を手がかりに金鉱脈を探し出すには、「中性塩化物型で硫化水素濃度が高い温泉の水質」や、「温泉沈殿物として珪華、ヒ素や水銀の硫化物があること」など様々な条件が必要とのことでした。
では、そのような条件を満たす世界で有望な場所はどこにあるのでしょうか。
実は日本にあるそうです。それは青森県の恐山です。恐山は噴気帯とドームを伴うカルデラ火山であり、層状の珪華が地表を覆っています。またカルデラ湖畔にはヒ素硫化物が沈澱しており、条件を満たしているのです。
金は加工性の良さや錆びないなどの特性から私達の生活に関わってきただけでなく、その希少性から富の象徴ともされてきました。そのような金が、日本人に古くから親しまれている温泉と結びつきがあるなんて、とても不思議な気がしませんか。
当日は話題提供が終わった後も、会場に並べられた大きな鉱物やたくさんの本・地図を参加者が取り囲み、皆さんの関心の高さが伺えました。
次回は3月6日(金)に「地下で働くいきものたち〜地下圏微生物の世界〜」をテーマに開催致します。ご興味のある方は、ぜひお越し下さい!
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| 日時 | 2008年12月26日 金曜日 18時30分 〜 20時00分 (終了後、30分程度フリーで話題提供者とお話いただく時間をご用意しています。) |
|---|---|
| 会場 | カフェ・ベルガ 〒305-0032 つくば市竹園 1-10-1(つくばカピオ別棟) ※駐車場は、周辺の有料駐車場をご利用ください。 |
| 主催 | 産業技術総合研究所 |
| 定員 | 30名 ※要予約 |
| 参加費 | 無料(ドリンク・軽食付き) |
| 申込方法 |
参加申込につきましては、お申込フォーム、Eメール、FAX、電話でお願い致します。 [1]サイエンスカフェ専用お申し込みフォーム [2]Eメール:必要事項を記入の上、事務局宛に送信 [3]FAX:参加申込書に記入の上、事務局宛にFAX [4]電話:必要事項をお伝えください |
| 問い合わせ先 | 産業技術総合研究所 広報部 産総研サイエンスカフェ事務局 〒305-8568 つくば市梅園1-1-1 中央第2 つくば本部・情報技術共同研究棟8F 電話:029-862-6211 FAX:029-862-6212 Eメール: ※当日撮影した写真等を産総研の広報活動に使用させて頂く場合がございます。その他の目的に使用することはございません。あらかじめご了承ください。 |
| 産総研サイエンスカフェのページ(開催報告などを掲載) | |