2月22日(金)、第8回産総研サイエンスカフェ「日本の水、世界の水。- このままでいいの?水の使い方! -」を、つくば国際会議場内レストラン(つくば市)にて開催しました。当日は、22名の方にご参加いただきました。
今回の話題提供者は、地下水の研究者である、地質調査情報センターの内田洋平氏です。全体を3つのテーマに分けてお話しました。
第1部では、参加された皆さまに、日本の水と海外の水を飲み比べていただき、地域によって水の味に違いがあることや、その違いが水の硬度からくることをお話しました。豆知識として、地域の水に合う料理を紹介しました。和食には硬度の低い日本の水が、シチューなどの煮込み料理には硬度の高い欧米の水が合うそうです。
第2部は、水循環の基礎についてのお話。地球上の水の割合はどうなっているのか、地域によって地下水が地面の下で過ごす時間はどのくらい違うのか、地下水は地面の下をどう流れているのかなど、ちょっと専門的なお話を、分かりやすくお話しました。
地下水を汲み上げすぎてしまうことで起こる地盤沈下についても、写真で紹介しました。一方、以前は地盤沈下が問題となっていた東京駅の地下では、地下水の利用を制限したことにより、以前の地下水量を回復しました。それによって、ホームが浮き上がってきてしまい、アンカー(くい)で止めているそうです。適度に地下水を利用することも、大切なのですね。
第3部は、内田さんが中国やベトナム、タイなどに地質調査に出かけたときの体験談です。たくさんの写真を紹介しながら、海外の水事情についてお話しました。日本は、生活水に恵まれていることが、よく分かりました。日本とは違った水事情を抱える海外の人々の暮らしを、垣間みることができました。
話題の合間には、「日本では、地下水をどのように利用したらよいか?」、「私たちの水の使い方は、このままでよいの?」などのトピックについて、4〜5人のグループで自由にお喋りしていただきました。各グループには地質分野などから研究者が参加し、一緒に考えました。
最後に内田さんから、「今日のサイエンスカフェが、日常の水の使い方をちょっと見直したり、環境を守ることを考えたりするきっかけになれば嬉しいです。」とのメッセージがありました。
次回のサイエンスカフェは、「体温の不思議と眠り」をテーマに、4月25日(金)に開催する予定です。うたた寝の気持ちよい季節、体温と眠りについて、一緒に考えてみませんか?ご興味のある方は、ぜひご参加下さい!(3月半ばに募集を開始する予定です。詳細は、後日、産総研公式HP内でお知らせいたします。)
![]() |
![]() |
| 日時 | 2008年2月22日 金曜日 18時30分 〜 20時00分 (終了後、30分程度フリーで話題提供者とお話いただく時間をご用意しています。) |
|---|---|
| 会場 |
レストラン エスポワール 〒305-0032 つくば市竹園2-20-3(つくば国際会議場内) ※駐車場は、周辺あるいは国際会議場の有料駐車場をご利用ください。 |
| 主催 | 産業技術総合研究所 |
| 定員 | 30名 ※要予約 |
| 参加費 | 無料(ドリンク・軽食付き) |
| 申込方法 |
参加申込につきましては、以下の方法のいずれかでお願い致します。 [1]サイエンスカフェ専用お申し込みフォームに必要事項を記入の上、送信 [2]Eメールに以下の必要事項を記入の上、事務局宛に送信 [3]産総研公式HP掲載の参加申込書に必要事項を記入の上、事務局宛にFAXまたは郵便で送付 [4]電話(広報部:029-862-6211)で必要事項をお伝え頂く |
| 問い合わせ先 |
産総研サイエンスカフェ事務局 産業技術総合研究所 広報部 広報企画室 〒305-8568 つくば市梅園1-1-1 中央第2 つくば本部・情報技術共同研究棟8F 電話:029-862-6211 FAX:029-862-6212 Eメール: ※サイエンスカフェのスナップ写真を産総研の広報活動に使用させて頂く場合がございます。その他の目的に使用することはございません。あらかじめご了承ください。 |
| 産総研サイエンスカフェのページ(開催報告などを掲載) | |