独立行政法人産業技術総合研究所
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情報通信・エレクトロニクス分野 −Information Technology and Electronics

研究ユニット長紹介

グリーンIT による知的活動の拡大により、社会活力と安全の充実を目指して

ITのユビキタス化の進展によって、エネルギー消費の増大、セキュリティやシステムの信頼性が社会に大きな影響を与えるようになってきました。新しいデバイスの開発とITの有効活用によって省エネを進め、安全やサービスへの応用によって、健全な社会の発展に寄与します。

知能システム研究部門長の写真
研究部門長
比留川 博久
Intelligent Systems Research Institute

知能システム研究部門

- RT(ロボットテクノロジー)でイノベーション -
URL : http://unit.aist.go.jp/is/ci/index_j.html
E-mail : メールアドレス
〒305-8568 茨城県つくば市梅園1-1-1 中央第2
TEL : 029-861-5201 FAX : 029-861-5989
【研究拠点】つくばセンター(中央、東、北)

【概要】

人間の行う様々な知的活動や物理的操作を支援あるいは代行する、知能情報処理やロボティクス・メカトロニクスシステムに関わる技術を知能システム技術と位置づけ、その基礎原理、要素技術、システム化技術の研究開発に取り組んでいます。具体的なトピックとしては、生活支援ロボットの安全技術の確立、QOL向上のための生活支援ロボット基盤技術、サービス産業・製造業の効率化・省力化のためのロボット技術、運輸システムの省エネルギー技術、新サービスの創出のためのヒューマノイド基盤技術などの研究を進めています。

生活支援アームを搭載した自律走行車いす画像
生活支援アームを搭載した自律走行車いす
情報技術研究部門長の写真
研究部門長
伊藤 智
Information Technology Research Institute

情報技術研究部門

- ITの基盤から利用技術まで −つくる、つなぐ、つかう− -
URL : http://itri.aist-go.jp/
E-mail : メールアドレス
〒305-8568 茨城県つくば市梅園1-1-1 中央第2
TEL : 029-862-6600 FAX : 029-862-6601
【研究拠点】つくばセンター(中央)、関西センター

【概要】

当研究部門では、社会インフラとしてITを提供する技術と利用者指向でITを利用する技術の研究開発を対象領域としています。高性能・高信頼・低消費電力なグリーンクラウド型データセンターの構築や頑健・セキュアでありながら柔軟なデータ統合やネットワーク運用管理、スマートグリッドを目指した通信制御技術などの基盤技術から、音声や画像メディア等のインタラクティブな情報利用技術、センシング情報を循環させるコミュニケーションプラットフォームの構築、多言語処理、さらには地理空間情報の利活用技術まで、研究成果を論文発表ばかりではなく利用しやすいミドルウエア化による成果発信を積極的に行い、産業界を通じて社会還元することを目指しています。

分電盤レベルの電力見える化画像
分電盤レベルの電力見える化
ナノエレクトロニクス研究部門長の写真
研究部門長
金丸 正剛
Nanoelectronics Research Institute

ナノエレクトロニクス研究部門

- ナノエレクトロニクスのコア技術を創出して、グリーンイノベーションを実現 -
URL : http://unit.aist.go.jp/neri/
E-mail : メールアドレス
〒305-8568 茨城県つくば市梅園1-1-1 中央第2
TEL : 029-861-3483 FAX : 029-861-5088
【研究拠点】つくばセンター(中央、西)

【概要】

情報機器の高性能化、高機能化、低消費電力化をより一層進めるために必要となる新たな半導体技術(ナノエレクトロニクス)において、その競争力の源泉となるコア技術を開発して産業界に移転することにより、我が国の産業競争力強化や新産業の創出を目指します。その実現に向けて、これまで産総研において蓄積してきたナノスケールデバイスの構造、材料、作製プロセス、設計、システム化、解析評価技術に関する研究成果と研究開発リソースを結集し、統合的に研究開発を進めます。

20nm世代対応のFin形トランジスタ画像
20nm世代対応のFin形トランジスタ
電子光技術研究部門長の写真
研究部門長
原市 聡
Electronics and Photonics Research Institute

電子光技術研究部門

- 理論・材料から素子・システムまで、電子と光が拓く未来の可能性 -
URL : http://unit.aist.go.jp/esprit/
E-mail : メールアドレス
〒305-8568 茨城県つくば市梅園1-1-1 中央第2
TEL : 029-861-5338 FAX : 029-861-5627
【研究拠点】つくばセンター(中央、東)
【産総研が参画する技術研究組合】 技術研究組合次世代レーザー加工技術研究所(ALPROT)
技術研究組合 光電子融合基盤技術研究所(PETRA)

【概要】

安全・安心で持続可能な社会の実現に向けて、電子と光の特性を最大限に活かした情報処理・通信技術の高度化に加えて、新たな電子と光の可能性を追求していきます。具体的には、光インターコネクションや生体情報センシングなどの電子と光が融合する領域の新技術、量子情報処理や強相関電子系、超伝導、有機材料など新しい電子・光技術に関する理論や材料、素子の研究開発を進めていきます。またレーザー基盤研究に基づく新しい光加工プロセスや光・電子による新しい計測技術を実現するシステムまで、幅広い課題解決手段によるイノベーションを推進していきます。

光で溶ける有機材料画像
光で溶ける有機材料を開発:紫外光や熱によって固体状態(左)と液体状態(右)の間を相転移する
ネットワークフォトニクス研究センター長の写真
研究センター長
石川 浩
Network Photonics Research Center

ネットワークフォトニクス研究センター

- 超大容量・低消費電力ネットワークを目指した光デバイス・信号処理技術の開発 -
URL : http://unit.aist.go.jp/nprc/ci/
E-mail : メールアドレス
〒305-8568 茨城県つくば市梅園1-1-1 中央第2
TEL : 029-861-5254 FAX : 029-861-3260
【研究拠点】つくばセンター(中央)
【産総研が参画する技術研究組合】技術研究組合 光電子融合基盤技術研究所(PETRA)

【概要】

安全・安心で、快適かつ知的な生活を実現するために、大量の情報を低消費電力で伝送・処理できる高度な情報通信インフラが重要になってきています。当研究センターでは、超低エネルギーで大量の情報を扱える光パスネットワークを目指して、そのために必要になる、超高速の光信号処理を目指した全光スイッチ、光信号のルート切り替えのための光スイッチ、さらに伝送路の分散を動的に制御する技術の研究開発を進めています。超高速の全光スイッチでは、半導体量子井戸のサブバンド間遷移を用いた160 Gb/sで動作する全光スイッチ、ルート切り替えでは、シリコン細線、ガラス導波路などを用いた光スイッチ、分散制御では、光パラメトリック効果を利用した方法を開発しています。

サブバンド間遷移素子を用いた干渉計型超高速全光スイッチ画像
サブバンド間遷移素子を用いた干渉計型超高速全光スイッチ。ピコ秒のスピードで光をスイッチする。ハイブリッド集積化技術による数mmサイズへの小型化を目指している。
デジタルヒューマン工学研究センター長の写真
研究センター長
持丸 正明
Digital Human Research Center

デジタルヒューマン工学研究センター

- 身体・行動・生活をコンピュータに再現し、個人と社会の共生デザインへ -
URL : http://www.dh.aist.go.jp/jp/
E-mail : メールアドレス
〒135-0064 東京都江東区青海2-3-26
TEL : 03-3599-8201 FAX : 03-5530-2066
【研究拠点】臨海副都心センター

【概要】

個人にとって付加価値の高い製品・サービスの提供を通じて、健康で安全で持続可能な社会を構成するという、個人益と社会益が共生する生活環境デザインが求められています。個人の身体機能(体形、運動、感覚)を観測し、コンピュータ上に再現するだけでなく、個人が製品・サービスの提供を受けて起こす行動や、それによる生活の変化を観測し、コンピュータ上に再現する技術−デジタルヒューマン工学の研究を進めています。この技術に基づく応用駆動型の研究により、個人の健康と安全を基盤に快適生活を支援する製品・サービスのデザイン、個人に社会益を理解した行動を促すコミュニケーションのデザインを実現していきます。

生活環境のリスクを可視化する子どもの行動シミュレータ画像
生活環境のリスクを可視化する子どもの行動シミュレータ
ナノスピントロニクス研究センター長の写真
研究センター長
湯浅 新治
Spintronics Research Center

ナノスピントロニクス研究センター

- 不揮発メモリを中核にしたグリーン・イノベーションの創出 -
URL : http://unit.aist.go.jp/src/ci/index.html
E-mail : メールアドレス
〒305-8568 茨城県つくば市梅園1-1-1 中央第2
TEL : 029-861-5433 FAX : 029-861-3432
【研究拠点】つくばセンター(中央)

【概要】

IT社会の発展に伴って急増する電子機器の消費電力を抑制するために、電子機器が仕事をしていない“入力待ち”時間の消費電力(待機電力)を大幅に削減する必要があり、そのためには電源を切っても記憶が保持される「不揮発性メモリ」の開発が不可欠となります。当研究センターでは、電子スピンを活用したスピントロニクス技術とナノテクノロジーを融合し、大容量・高速かつ高信頼性を有する不揮発性メモリの開発を行います。この技術を中核にして、待機電力ゼロの究極のグリーンITである「ノーマリー・オフ・コンピュータ」の実現を目指します。

ナノスピントロニクス研究センターの取り組む研究課題に関する説明図
サービス工学研究センター長の写真
研究センター長
持丸 正明 (兼務)
Center for Service Research

サービス工学研究センター

- 「経験と勘」に頼るサービスから「科学的・工学的手法」によるサービスへ -
URL:http://unit.aist.go.jp/cfsr/index.htm
E-mail:メールアドレス
〒135-0064 東京都江東区青海2-3-26
TEL : 03-3599-8973 FAX : 03-3599-8959
【研究拠点】臨海副都心センター、つくばセンター(中央)

【概要】

サービス産業はわが国経済の7割を占め、製造業と並んで日本の経済成長の牽引(けんいん)役となることが期待されています。産総研においても、本格研究の実践展開に伴い、サービス創出をアウトカムイメージとする研究課題が増加しつつあります。

これらの動向に対応して、2008年4月1日に産総研に「サービス工学研究センター」を設立し、「経験と勘」に頼るサービスから「科学的・工学的手法」によるサービスへと研究開発を通じて転換し、サービスの観測→分析→設計→適用→ ... を繰り返し、サービス受容者のニーズや行動様式とサービスの内容や提供方法を相互に適応させ、受容者にとっての付加価値と提供者にとっての効率を同時に高める「サービスイノベーション」の方法論の確立を目指します。

広域屋内行動分析技術の研究画像
広域屋内行動分析技術の研究
フレキシブルエレクトロニクス研究センター長の写真
研究センター長
鎌田 俊英
Flexible Electronics Research Center

フレキシブルエレクトロニクス研究センター

- 薄くて軽いフレキシブルデバイスで、情報通信端末機器の省エネ・高利便性を加速 -
URL:http://unit.aist.go.jp/flec/
E-mail:メールアドレス
〒305-8565 茨城県つくば市東1-1-1 中央第5
TEL : 029-861-4516 FAX : 029-849-1047
【研究拠点】つくばセンター(中央)
【産総研が参画する技術研究組合】 次世代化学材料評価技術研究組合(CEREBA)
次世代プリンテッドエレクトロニクス技術研究組合(JAPERA)

【概要】

ディスプレイやセンサーなどの情報通信端末機器の使用利便性の向上、省エネルギー化の促進を目指して、軽い、薄い、落としても壊れない、形状自由度が高いという特徴を備えたフレキシブルデバイスの開発に取り組んでいます。また、これらフレキシブルデバイスを省エネルギー・省資源・高生産性で製造する技術として、印刷法を駆使したデバイス製造技術(プリンタブルエレクトロニクス技術)の開発に取り組んでいます。これらの技術開発を通して、社会の隅々にまで行きわたる情報通信端末機器の高度な普及と、グリーンイノベーションの推進を目指していきます。

プラスチックフィルム上に印刷で作成したTFTアレイとそれを用いたフレキシブルディスプレイ画像
プラスチックフィルム上に印刷で作成したTFTアレイとそれを用いたフレキシブルディスプレイ
ナノデバイスセンター長の写真
センター長
秋永 広幸
Innovation Center for Advanced Nanodevices

ナノデバイスセンター

- 未来を育む価値の協創 -
URL:http://unit.aist.go.jp/ican/
E-mail:メールアドレス
〒305-8569 茨城県つくば市小野川16-1 つくば西
TEL : 029-849-1530 FAX : 029-849-1533
【研究拠点】つくばセンター(西)

【概要】

ナノデバイスセンターは、最先端研究インフラストラクチャーにおける技術ノウハウを集約・高度化し、産官学連携による迅速で効率的な産業化を推進するイノベーションの舞台としての“協創場”を構築します。“協創場”で生み出される知識の体系化とそれらの活用・普及によりナノデバイス開発の加速と産業化に貢献するとともに、拠点としての求心力と連携力を活かして異分野融合と研究人材の交流を促進します。さらに、研究開発と一体化させた実践的人材育成により、次世代を担う国際的な人材輩出拠点となることを目指します。

ナノデバイスセンターがご提供する協創場のイメージ図
ナノデバイスセンターがご提供する"協創場"。オープンイノベーション推進の場とドアの向こうにある競争的研究開発領域との間で人と知財の流通を促進するとともに、産官学連携を通じた異分野融合と研究人材の交流・育成を推進します