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シリーズ:進化し続ける産総研のコーディネーション活動(第18回) |
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イベントを対話の場として活用する |
イノベーションコーディネータ 小高 正人(こだか まさと) イノベーションコーディネータへの道2004年6月に産学官連携推進部門へ移り、産学官連携活動の実務を勉強しました。翌年4月に産学官連携コーディネータとなり、主にライフサイエンス分野において、企業との包括連携や多くの個別連携にかかわってきました。さらに昨年10月の組織再編によりイノベーションコーディネータとなりました。異なるバックグラウンドをもつ他のイノベーションコーディネータの方々との交流・協力やライフサイエンス分野研究企画室の業務などが新たに加わり、より幅広い視野をもった活動が行えるようになったと思います。 イノベーションコーディネータとしてのパッションイノベーションコーディネータを務めていて楽しいと思うことの一つは、企業ニーズに対する解決策を見つけたときです。企業が欲する技術シーズがはっきりわかっている場合には、行うことの道筋は明確です。しかし、ニーズに対してどういう知見・技術シーズが必要なのかがわかっていない場合には、解決には時間がかかります。苦労の末に難しい問題を解くことができたときは、コーディネーション活動の醍醐味を感じることができます。また、所内にはいい技術シーズをもっているが企業との連携に慣れていない研究者もいますので、このような研究者にきめ細かい支援をしていくのも、コーディネータとしてやりがいのある仕事です。 コーディネーション活動の実際イノベーションコーディネータの重要な仕事の一つは企業との連携構築です。そのためには、まず企業ニーズを知らなくてはなりません。企業ニーズを知る方法はいろいろありますが、各種のイベントを活用するのは有効な方法の一つです。これまで、イベントは研究成果の発表などの広報的な意味合いが強かったと思いますが、イベント会場には新技術を求めている企業の方々が多く集まるため、そこには密度の高いニーズ情報が集積していると考えられます。したがって、イベントにおける面談は企業ニーズを知るためのとても効率的な方法であることがわかります。 実際のイベントにおける活動としては、産総研オープンラボにおける企業などの方々への対応や面談、ライフサイエンス分野研究企画室との協力によるバイオジャパンへの出展および産総研・産技連LS−BT合同研究発表会の開催を行っています。バイオジャパンでは、パネル展示や研究発表会による成果発信とともに、企業との面談時間も積極的に設けています。また、上記合同研究発表会では、産総研を中心に公設試験研究機関、企業、大学、経済産業省、支援機関などのメンバーが参加して、分野融合的研究の推進、幅広い研究者間の交流を行えるような場を作っています。 イベントを含めて、以下に主な活動をまとめてみました。 今後のドリーム産総研の研究者や企業などの方々から信頼され、頼ってもらえるようなイノベーションコーディネータになりたいと思っています。
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