産総研の社会的取り組みに関するご紹介
- ウェブサイト「放射線計測の信頼性について」の開設
3月11日の東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故が発生して以来、環境分野以外でも食品や水、工業製品などに対する放射能や放射線の計測が多方面で頻繁に行われるようになりました。現在、その計測の信頼性は社会的な関心事といえます。産総研は、正確で信頼できる放射線計測を支援するために、技術情報の発信と問い合わせのための窓口としてウェブサイト「放射線計測の信頼性について」を立ち上げました。
このウェブサイトでは、計測の信頼性は「正確な計測器」、「計測器の正しい使い方」、「測定者の高い技能」の3要素が揃ってはじめて実現できるという基本的な説明から始まり、続いて、これら3要素の信頼性がそれぞれどのように確保されているかを解説しています。
さらに、放射線計測器の表示値(計数率)を、汚染度合いの指標である「放射能面密度」や「線量当量率」へ換算する方法について紹介しています。用いる計測器やその使い方によって換算が異なることに注意を促すとともに、ケーススタディを用いてある特定の条件における計数率からの換算表を提供しています。
放射線計測に関連した他のウェブサイトへのリンクや、よくあるご質問への回答集(Q&A)も掲載しています。このウェブサイトの運営を通じて、放射線計測に係る疑問、不安の解消や信頼性の向上に貢献していきます。
問い合わせ窓口:http://www.aist.go.jp/aist_j/rad-accur/index.html
