![]() |
|
平成11年度の特別研究により、標準情報(Technical Report, TR)原案「光触媒材料の大気浄化性能試験方法材料」を作成いたしました。
光触媒は汚染物質の分解・除去、脱臭、抗菌、防汚、防曇など多くの機能を発揮しますが、防汚効果などを除いてその機能が目に見えにくいことから、迅速な導入・普及を図るためには標準的な性能評価方法の確立が強く望まれていました。
TRは、日本工業規格(JIS)を補完する制度として、平成8年度に工業技術院標準部標準課が創設したものです。通常の規格とは異なる種類の技術情報や迅速かつ的確に規格関連情報として提供することが必要と思われるものが対象で、制定後3〜5年で JIS化が可能、我が国が主導的に国際標準化を推進できること、などといった条件があります。
今回作成したTR原案は、今後、日本工業標準調査会の審議を経て、標準情報として公表される予定です。しかし、光触媒を用いた大気浄化材料については既に市販品も出回っていることから、原案の段階で公表し、材料評価の一助としていただくとともに、本方法について広くご意見を伺うこととしました。
原案作成に当たっては、大気浄化光触媒研究会(事務局: (財)産業創造研究所)参加の企業(浄化材料製造等13社)のご協力をいただきました。
本件に関するご意見・ご質問は(温暖化物質循環制御部 竹内浩士)まで
試験方法設定の考え方
標準情報(TR)原案(概要)
TECHNICAL REPORT
Air purification test procedure for photocatalytic materials
試験装置

試験手順
| ・前処理 | 有機物除去(IUV-A ≧ 10 W/m2, ≧5h) 水洗(精製水浸漬 2 h, 風乾, 恒量化) |
| ・試 験 | 吸着試験(光なし, 試験ガス, 0.5h) 除去試験(光照射, 試験ガス, 5.0h) 脱着試験(光なし, ゼロガス, 0.5h) 溶出試験(精製水浸漬 1h × 2回) |
| ・報 告 | NOx 除去量, NO2 生成量, 吸脱着量 水洗による再生効率 試験片の状況, 試験条件等 |
詳細は原案本文をご覧下さい。ただし、これはあくまでも原案であり、日本工業標準調査会の審議を経るまではTRではなく、当所はこの方法によって得られた結果について責任を負うものではありません。したがって、再配布や引用を行わないようにお願いいたします。また、原案は随時修正する可能性があり、ここに掲載したのは12年3月31日時点のものです。
| National Institute for Resources and Environment |
|---|