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通商産業省 工業技術院
機械技術研究所
平成12年5月30日
工業技術院機械技術研究所におけるISO14001取得について
概 要
通商産業省工業技術院機械技術研究所では、「人間・環境調和型の高度機械技術の創造」を目指して、機械技術における先端領域への挑戦と基盤技術の強化に取り組んでいる。このような研究活動の方向性に沿うものとして、自らの研究活動について環境調和を考える一助とするために、環境マネジメントシステムISO14001の導入を昨年12月に決定、平成11年11月25日に国立試験研究機関として初めて環境ISO14001の認証を取得した。
| 作成年月日 | 平成12年5月29日 | 承認年月日 | 平成12年5月29日 | ||
| 所 属 | ISO14000事務局 | 所 属 | 環境管理責任者 | ||
| 氏 名 | 宗像鉄雄 | 氏 名 | 濱 純 |
| 研究課題名 | 部 | 室 | 判断基準 |
| MGC材料の研究(NSS) | 基礎技術部エネルギー部 | 材料物性研究室流体工学研究室 | MGC材料を用いたガスタービンシステムは、タービン入り口温度1700℃が可能であり、既存のガスタービンシステムと比較して著しい発電効率の向上が可能である。MGC材料を用いたガスタービンシステムが実用化されれば、温室効果ガスである二酸化炭素の削減につながり、環境問題へ貢献するため、人間と環境が調和する機械技術に対する寄与が大きくあると考えられる。 |
| 先進複合材料の知的基盤整備の促進に関する研究(経研) | 基礎技術部 | 材料物性研究室 | 先進エネルギー機器、輸送機器等の構造材料に応用することにより省エネ、省資源が可能となり、人間と環境に調和する機械技術に貢献する。 |
| 放電プラズマ焼結法で作製したNb-Si系金属間化合物の耐酸化性の評価に関する研究(経研) | 基礎技術部 | 材料設計研究室 | Nb合金のタービンブレード等への応用により熱効率の改善、省エネが期待でき、人間と環境に調和する技術に貢献する。 |
| 水環境下でのトライボロジーの研究(経研) | 基礎技術部 | トライボロジー研究室 | 環境負荷がない水を使用したトライボシステムは、環境排出物最小化に寄与する。 |
| 粉末固化型耐摩耗性材料創製プロセスの最適化に関する研究(科振費国際共同) | 基礎技術部 | トライボロジー研究室材料設計研究室 | 耐摩耗性に優れた材料は、メンテナンスフリー化や省エネ、省資源に寄与し、人間と環境に調和する機械技術に貢献する。 |
| 過渡的変動信号のセンシングとその応答機構に関する研究(科振費重点基礎) | 基礎技術部 | バイオメカニクス研究室 | 電磁界に対する生体の電気的・化学的応答を分析することで、生体−機械のより良いインターフェース実現への寄与ができるような成果が見込まれる。 |
| 生体硬組織の力学的特性および内部構造変化の解明(経研) | 基礎技術部 | バイオメカニクス研究室 | 人間と環境が調和する機械技術に対する新たな寄与が見込まれる。 |
| 脳内代謝センシング技術の研究(経研) | 基礎技術部 | バイオメカニクス研究室 | 人間(脳)と調和する機械インターフェイス設計のための脳特性の理解に貢献する。 |
| マクロファージを用いた生体材料の評価に関する研究(経研) | 基礎技術部 | バイオミメティクス研究室 | 環境および人に優しい材料開発を行う際に必要不可欠なデータを得る研究である。 |
| 成層圏動力気球の制御手法(経研) | 物理情報部基礎技術部エネルギー部 | 計測制御研究室バイオミメティクス研究室環境技術研究室 | 人間と環境が調和する機械技術に対する新たな寄与があると考えられる。 |
| 省エネルギーのためのITS技術(一般特研) | 物理情報部 | 知識工学研究室 | 当研究は、安全を大前提として車両群を高密度で自動運転で走行させ、道路容量の増加による渋滞の抑制と空気力学的面との両面から自動車交通の省エネルギー化を目的としており、環境負荷の低減に大きく貢献する。 |
| 小型精密機械部品用高機能ミニ生産システムの研究開発(ミニ生産システムの基盤技術に関する研究)(地域コンソ) | 極限技術部生産システム部 | 微小機構研究室振動制御研究室生産機械研究室複合加工研究室生産情報研究室 | マイクロファクトリが実現すれば、環境負荷の小さな生産システムを構築可能。 |
| 高密度冷潜熱輸送媒体を活用する熱回収・輸送システムの解析・評価(NSS) | 極限技術部 | 量子技術研究室微小機構研究室企画室長 | 本研究は、環境負荷の大きいエチレングリコールなどの不凍液を用いずに、環境負荷の小さい添加物をごく微量用いて氷スラリーを生成・保持する技術を確立しようとしている点で、人間と環境が調和する機械技術に貢献する。 |
| 超微細凹凸面による流動抵抗低減・伝熱促進効果の評価(NSS) | 極限技術部 | 量子技術研究室企画室長機械量子分子工学特別研究室 | 本研究テーマによる成果は、革新的省エネルギー技術につながる可能性があり、その観点から環境調和型機械技術の進展に寄与する。 |
| 非等方な分子集合体におけるナノ現象の研究(経研) | 極限技術部 | 量子技術研究室機械量子分子工学特別研究室 | 流体抵抗低減化により省エネルギーに貢献し、環境影響負荷低減化に資する。 |
| 自己組織化単分子膜(SAM)の構造・物性評価と機能応用に関する研究(経研) | 極限技術部 | 量子技術研究室機械量子分子工学特別研究室 | SAMは、高負荷摺動面への用途ではなく、小型・軽負荷摺動面の高精度化に適するが、一般にトライボロジー技術の高度化は省エネ効果につながる。 |
| 分布定数系柔軟構造物の知的分散制御(経研) | 極限技術部 | 振動制御研究室 | 知的分散制御を行うことにより振動低減化に資する。 |
| ライフサイクルアセスメントに関する研究(競争特研) | エネルギー部物理情報部 | 熱工学研究室数理工学研究室 | 本課題は、技術・製品システムの環境調和性の評価ツールの開発を目的とするものであり、「人間と環境が調和する機械技術」に対して直接的寄与を有するものである。 |
| エネルギーシステムの外部性評価に関する研究(NSS) | エネルギー部物理情報部 | 熱工学研究室数理工学研究室 | 本課題は、技術の導入にともなうコスト−便益の評価手法の開発を目的とするものであり、人間と環境が調和する機械技術」に対して直接的寄与を有するものである。 |
| 低コスト太陽電池基板製造技術の解析評価(NSS) | エネルギー部 | 熱工学研究室 | 本課題は、CO2削減効果に大きな寄与がある太陽電池の製造プロセスの最適化に関するものであり、機械研の目指す人間と環境が調和する機械技術に寄与する。 |
| CO2大量隔離・貯留システムに関する研究(経研) | エネルギー部 | 熱工学研究室 | グローバルスケールで人間が環境と調和するための問題に取り組むものであり、人間・環境調和型高度機械技術の創造の一翼を担い、成果は多大な貢献をする。 |
| 乱流制御による新機能熱流体システムの創出(科振費開放融合) | エネルギー部極限技術部生産システム部 | 流体工学研究室燃焼工学研究室振動制御研究室界面制御研究室 | 乱流の効果的制御の実現により、抵抗低減、熱伝達促進、燃焼における有害物質の削減等をとおして省エネに寄与し、人間と環境の調和に大いに貢献する。 |
| 界面活性剤を用いた流動抵抗低減システムの解析・評価(NSS) | エネルギー部 | 燃焼工学研究室 | 本研究は、都市全体の省エネルギーによって地球温暖化を防止することを主目的としており、人間と環境が調和する機械技術に貢献する。 |
| メタノール・エネルギーシステムの解析・評価(NSS) | エネルギー部極限技術部 | 燃焼工学研究室熱工学研究室企画室長量子技術研究室 | 本研究は、長距離のエネルギー輸送に有効な化学エネルギー輸送を導入することによってエネルギー輸送損失を低減することを目指しており、人間と環境が調和する機械技術に貢献する。 |
| エンジンシステムに関するデータベース(研究情報公開データベース) | エネルギー部 | 燃焼工学研究室 | 本研究は、これまで行ってきた公害特研などの研究成果をとりまとめるものであり、当所の目指す人間、環境調和型高度機械技術の創成の一翼を担っている。 |
| エンジンシステムに関するデータベースの構築(経研) | エネルギー部 | 燃焼工学研究室 | これまで行ってきた公害特研等の研究成果をとりまとめるものであり、環境調和型高度機械の創造の一翼を担う。 |
| 高自由度可変新型熱機関に関する研究(科振費重点基礎) | エネルギー部 | 燃焼工学研究室 | 高効率化、省資源化、NOx低減化を図り、人間と環境に調和する機械技術に貢献する。 |
| 水蒸気循環型タービンシステムの解析・評価−タービン耐熱材料の表面反応解析−(NSS) | エネルギー部 | エネルギー変換研究室 | 本研究の最終目標は、メタン・酸素燃焼を用いてCO2分離排気できる高効率水蒸気循環型のタービンシステムを開発することであり、人間と環境が調和する機械技術の発展に寄与する。 |
| 植物生産のための高効率人工照明技術に関する研究(一般特研) | エネルギー部 | エネルギー変換研究室 | 本研究では、植物生産システムの光環境の省エネルギー化、最適化を図り、より広範囲の農作物や苗生産を人工照明下で可能とする新しい植物生産技術の確立により、21世紀に予想される、人口増加、資源枯渇、地球環境汚染のトリレンマの解決を目指しており、人間と環境が調和する機械技術に貢献する。 |
| 水素−リチウム熱再生発電システムに関する研究(経研) | エネルギー部 | エネルギー変換研究室 | 高効率小規模分散型発電システムの要素として、省エネ、地球環境問題に大きく貢献する。 |
| 自動車のエネルギー・環境対策の基盤技術(特定経研) | エネルギー部 | エネルギー利用技術研究室 | 地球温暖化防止対策技術である。 |
| 運輸セクタの消費エネルギーの総量低減策手法(地球環境研究総合推進費) | エネルギー部 | エネルギー利用技術研究室 | 地球温暖化防止対策技術である。 |
| 放電・砥粒複合加工技術に関する研究(特定経研) | 生産システム部 | 複合加工研究室 | 放電加工における加工工程を減少させることにより、エネルギー、加工液の節約に貢献する。 |
| ダイナミック表面ナノ計測技術の研究(競争特研) | 生産システム部基礎技術部 | 変形工学研究室トライボロジー研究室 | トライボロジー技術の向上を通して機器の性能を向上させ、以て省エネルギー、省資源の観点より環境負荷の低減に寄与する。 |
| マイクロ機能構造の成形加工(経研) | 生産システム部 | 界面制御研究室変形工学研究室 | 加工資源、エネルギーの節約等を通じ、環境と調和する技術の開発に貢献。 |
| 工作機械のライフサイクルストラテジーの研究(経研) | 生産システム部 | 生産機械研究室 | ライフサイクルを通じた地球環境負荷とコストの両面を考慮する研究である。 |
| 超電導軸受高性能化技術評価(NSS) | ロボット工学部極限技術部 | 運動機構研究室振動制御研究室 | 本テーマは、電力負荷平準化により省電力、CO2削減に資するもので、人間と環境に調和する機械技術として位置付けられる。2020年に導入されることを前提に、省エネ効果(石油代替効果)11.9千kl/年、CO2削減効果(炭素換算)5.9千t/年と試算されている。 |
| ハイパーサイバーマシンに関する研究(一般特研) | ロボット工学部 | 感覚制御研究室 | 本研究を通して、機器の小型軽量化、エネルギー消費の大幅な削減および環境調和型機械システムの実現に寄与する。 |
| リアクティブ・ロコマニピュレーションに関する研究(一般特研) | ロボット工学部 | 自律制御研究室 | 本テーマは、将来的な応用として、大型機械による森林作業などが考えられ、環境保全、人間環境調和を目指した研究のひとつ。 |