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ごあいさつ
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機 械 技 術 研 究 所
所 長 理学博士 大山 尚武
国際的に東西対立の世界が解消し、緊張関係は和らぎましたが、反面では、民族間の紛争は激しさを増し、世界は新たな秩序を模索しています。また、先進国と開発途上国の間の経済的、技術的格差、人口増加による自然破壊、フロン、炭酸ガス等の増加による地球環境問題等が改めて強く認識されています。このような中にあって、我国は、経済、技術に於て世界に大きな影響力を持つ国となり、これら諸問題の解決と世界の持続的発展の維持に貢献することが期待されています。
一方、国内に目を転じますと、老齢人口の増加、若年の間での製造業の不人気など、我国の長期的な存立の基盤である産業の活性維持にとって難しい問題も起こりつつあります。これらの問題を解決する一つの方法は、技術革新です。機械技術は産業科学技術の基盤的な役割を担っており、先端科学技術、基礎工学の発展と融合しつつ、独創的な研究の展開を図り、新たな状況に貢献することが要請されています。
当所は、昭和12年の創立以来、基礎的、先導的研究の推進によって、我国産業技術の発展に寄与して参りました。国内外の新たな状況下で、その役割の重要性を一層認識し、材料技術、生体工学、情報・システム技術、基礎機械技術、エネルギー技術、生産技術、ロボット技術を主要な分野として、基礎的、先導的研究を行うとともに、マイクロマシン、エコエネ都市等の国家プロジェクトの推進にも積極的に協力し、また国際交流をさらに活発化することによって、産業科学技術の更なる発展に貢献するよう努めるつもりです。
当所の役割と活動をご理解頂き、一層のご支援を頂きますようお願い申し上げます。
2000.4.1
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