National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST) This page is a page of the former research institute. We stopped updating on March 31.2001.
E-mail to webmaster (Japanese) E-mail to webmaster (English)

10月1日のCOSPEC観測

気象庁ならびに海上保安庁の協力で,10月1日に行ったCOSPEC観測について報告します.
COSPEC Chart
10月1日午前9時から9時40分,三宅島から30km離れた地点で,高度90m,速度144km/hで観測.標準試料の527ppmm(*)と1463ppmmが示すピークも同時に示している.
噴煙は上層(upper plume)と下層(lower plume)に別れている.
この観測でのSO2放出量は,海上での風速10.7m/sを使って計算し,約38000-39000t/dayの値になった.ただし2500ppmm付近で,検知器が飽和(saturation)してピークが頭打ちになっているようなので,実際の放出量はこれよりやや多いと思われる.

三宅島からのSO2放出量のグラフは,気象庁webサイトにある三宅島火山観測情報にあります.
なお,現在測定法の様々な技術的制約のため,公表されているSO2測定値は暫定的なものです.そのため今後測定法の改良により,値が変更になる可能性があります.(10/13 補足)

(*)ppmm:SO2を1mの厚みに換算した濃度.たとえば1400ppmmは,観測されたSO2を1mの厚さにすると1400ppmの濃度という意味.実際の厚さが100mあれば平均14ppm,500mなら平均2.8ppmということになる.

「りゅうきゅう」艦載ヘリからの三宅島の二酸化硫黄放出量測定