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The Busを使ってホノルル空港のすぐ北,Salt Lakeの見学で長かった巡検も終わりです.
この地域にはホノルルシリーズの火山灰丘が大きく分けて3つ重なり合うように存在します.それぞれアリアマヌ(Aliamanu),Salt Lake,マカラパ(Makalapa)と呼ばれます.いずれもマグマ水蒸気爆発による火山灰丘で,カンラン岩の捕獲岩を多く含むことで知られています.
まずSalt Lake東の交差点近くの露頭で,サージ堆積物を観察します.ここには,茶色の土壌を覆ってサージが堆積している露頭があります.当時の地表には木が生えていたようで,樹型が多く残されています.多くは倒れていますが,まだ立ったままの樹型もあります.中には立ったままの木の幹がサージの風下側にしなっているものもあります.この樹型には風上側に三日月型に付着した火山灰も残っています.
Salt Lake火口の中は高級住宅街として開発されていて,広い庭付き一戸建が並ぶ中をてくてく歩いて移動します.ゴルフ場を過ぎ,テニスコートを過ぎたあたりの露頭でカンラン岩捕獲岩を見学・採集しました.
パラゴナイト化した硬い火山灰層の中に,緑色のカンラン石を主に含むカンラン岩捕獲岩があちこちに見えます.ここのカンラン岩捕獲岩はマウナケアなどのものと違って,より深いマントル起源のものが多く含まれるといわれています.確かにカンラン石だけからなるダナイトは比較的少なく,単斜輝石,斜方輝石を含む岩石が多いようです.昨年の巡検ではざくろ石を含むカンラン岩を見つけたのだそうで,今年も頑張ったのですが残念ながらそれらしいものは見つかりませんでした.とはいえ1cmくらいはありそうなカンラン石が入ったカンラン岩を見つけた学生もいて,なかなか収穫としては上々ではなかったかと(^_^)
とりあえず,これで今回の巡検はおしまいです. この日の午後は自由研修(^^;)ということで,皆思い思いの方向に散って行ったのでありました.
翌日は日本に向けての移動日. 日焼け止めを持ってこなかった私は皮が3回くらい剥けてしまいました.