持っているとちょっと便利なもの
野外調査のときに,持っているとちょっと便利なものです.
- ねじり鎌
 |
 |
風化面や苔に効果的 (髭剃りのCMのようですね) |
園芸用品として普通に売られているねじり鎌です.もちろん,土を掘ったり草を刈ったりするのに使ってもよいのですが,実はこれが風化した露頭の表面を見やすくするのに好適です.また,新しい時代の固結度の弱い地層には,ハンマーよりも向いていることもあります.
- 窓ブラシ
野外調査をしていて露頭の写真を撮ろうとするときに,結構煩わしいのが枯れ葉や小枝などの小さなゴミです.特に接写撮影時にはこれらのゴミは取り払わなければよい写真にはなりません.こんな時に露頭をきれいにするのがブラシ類です.窓ブラシは毛先が硬くできているので,枯れ葉や小枝はもとより,少々の小石くらいははじき飛ばせます.携帯性もよく,水に濡れても傷まないので気楽に使えます.
- 高度計
野外調査をしていてしばしば迷うのが地図上での自分の位置確認です.道路の少ない山岳地域や,沢沿いでの調査などでは,目印になるものが乏しいと苦労させられます.高度計は,気圧から現在地の標高を示す道具で,野外での位置確認には貴重な情報を与えてくれます.
- 双眼鏡
野外調査をしていると,険しくて近寄れない場所にも出くわすものです.双眼鏡はこんなときに役に立ちます.切り立った川の崖を対岸から見るだけでも便利です.まれに,魚の群れを見つけたりすることもありますが.
- ルーペ
野外調査では現場での判別が大切です.岩石・微化石の鑑定用には,通常倍率が高く,携帯性のよいルーペを使います.これとは別に,より低倍のルーペで,カードサイズ大の折り畳んで携帯できるルーペも市販されています.値段も手頃で軽量なので,持ち歩くのに向いています.
- GPS
近年,小型化が進み,携帯型の選択肢も増えつつあるGPSですが,地質部ではまだ積極的に活用するには至っていません.しかし,2000年5月2日より,それまで意図的に混入されていた誤差(SA)が解除されました.これによりGPS本来の精度である±10m程度の誤差で測地が可能になりました.使い方によっては,有用な道具となりそうです.
* ハンディGPS機の野外調査への応用例などありましたら,ぜひこちらまでご紹介ください.
ひとつ前のページに戻る
地質部のトップページへ