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First Memo

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地質調査所研究評価委員会第1回会議議事要約メモ

鉱物資源
ITITプロジェクト
ITITプロジェクト(海外地質協力調査) の対象国やテーマの決め方は? 所内各部の提案を所が研究戦略上の判断で選択.工業技術院に対して所から プロジェクトの提案を行い採択.
民間企業の要請が組み入れられる余地は? 企業から地調に相談され,研究的に興味があればプロポーズすることもある. その際,業界から工技院へのプレッシャーがあるとうまくいくことがある.
地熱資源
弾性波による断裂系調査
可探深度は?識別可能な断裂のサイズは? 1,600mの坑井で試験.細かいものは検出できない.貯留層である断裂群を 検出.
技術的見通しは? 検討中.
地調とNEDOの研究規模比較
年間予算規模は? 地調3億円台後半.NEDO16〜17億.
研究者数は? 地調 地殻熱部26名+地殻物理部等 計40名.NEDO 6名 (外部委託研究).
地熱のフィージビリティ
プロフィタブルか? 現在kw単価が14円位.原子力や石油が10円前後だからそれより高い. 自由経済では地熱は不利.
燃料資源
石油の可採埋蔵量
企業からみると500万kl程度では 可採対象にはならない.
JICAプロジェクト
JICAプロジェクトは相手国要請ベースか? そのとおり.
モンゴルで地調がオイルシェールの調査をやっていることを 民間は全然知らない.知っていればリクエストを出すことができる.
海洋地質
海上保安庁との関係
業務の仕分けは? 原則的には水路部は水路測量,地質図は地調だが,実質的には かなり入り組んでいる.お互いのプライオリティがあるので分担上の 大きな問題はない.海の活断層については争いが起る可能性もある.
地形図上の固有名詞表記の不統一
海上保安庁,国土地理院等との機関間の調整が必要では? 原図の表記を尊重すべき.地調も自己の出版物については統一すべき.
海洋地質部の研究
テーマと研究区分の対応は? 当初は海洋鉱物資源と海洋空間利用を重点研究分野とし,組織と1:1に 対応.現状は海洋地質部−基盤研究は依然としてあるが,いろいろな 分野に手を出している.
人のやりくりは? geologistが大半だがgeochemistが4名,geophysicistが5〜6名と, いろいろな分野の専門家で構成.総勢25〜26名.所内の平均的な規模.
骨材資源
骨材資源の評価は全国的に実施済か? かなりカバー.
生活環境
生活環境と地球環境
違いは? 地球規模>地域環境>生活環境という包含関係.
地下水
地下水の研究は生活環境に含まれる? 環境地質部水文地質課でハイドロジオロジーをやっている.
地震・噴火予知
地震予知
大学や科技庁との関係は? 地震予知連絡会等で常に情報交換.
予知は可能か? 1年先の何月何日とは予知できない.阪神大震災を契機に,誤解を 与えないよう予知という語句を避けるようになった(地震予知推進本部→ 地震調査研究推進本部).東海は例外的に予知可能.他は東京直下型を 含め予知可能ではない.
地下水による予知のための観測点と地質の関係は? 閉塞した地下水層やシンクラインの軸部に着目.
基盤研究
地質図
地質図のカバー率を上げてほしい.どういう計画で やっているか? 年間6〜8枚.特定観測地域,観測強化地域は全体計画を立てて 実行.それ以外は地質学的関心の高い地域を手掛けている.
データ公開
データの公開計画は? 課題である.各分野でいろいろなデータベースを 作っているが公開に至っていない.唯一,100万分の1地質図はCD-ROM化し 本年度から販売.工技院全体でも情報公開の仕組みを作る動き.地調でも, 研究情報公開WWWを試験運用している.
地質関係のデータベースは大学では無理. がんはってもらいたい.
USGSでは販売部が中にあって出版物が買えたり, コピーサービスがある.国の資金でやった研究成果がもう少し容易に 一般人にも手に入るようにできないか? 予算の提案はしているが採択されない.不足分の増刷も研究費から 負担.マンパワー,お金ともに不足.また販売業者を通じてしか 売り払えない.
流通システムを作ることが重要.関連業界で 手伝える部分もある.
基礎研究
成果の流通
一般大衆が地調が何をしている所か分かるように ならないか? 力を入れているのが地質ニュース.それでも月間部数1,500.成果発表の 大部分が非学会誌(サーキュレーションの悪い工技院内または政府内の 報告書).(第2回委員会で問題として取り上げる.)
引用件数データ
昔の論文が多い.過去の遺産で食っているように見えるが? 最近の論文はこれから引用される機会が増えていく.地球科学はじわじわ 引用される数が増えていくものが多い.
数としては立派.分野に偏りはないか? 同位体を含む地球化学,花崗岩関係,海洋地質関係に基づいた日本の 地質構造.
全体に関し
研究区分
重点研究分野,基盤研究,基礎研究の分け方と 内容は?所との関係は? (第2回委員会でもう一度説明する.)
用語
ITIT等分かりづらい用語が多い. (第2回以降分かりやすく努力する.)
予算獲得
数十億規模で大蔵と折衝できないのか? 唯一可能だったのが阪神大震災関連の地震で70億円.
余りそうだから回すということはできないか? 企業では,中で融通している.USGSではどうか? 基本的に無理.日本の制度的問題.アメリカはフレキシブル.
予算として旅費,研究費のどちらがより切実か? 旅費,特に海外旅費.
研究者の採用
どういう根拠で採用し配属しているか? 基本的にはその年必要な分野の人を採用し,必要とする部に配属.
何年か経って別の部門の仕事をしたいという希望が 出てきたときは? 毎年調査をやっている.実現は10%位.

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