Marine Geology
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海洋地質研究分野
目的
- 我が国周辺海域の海洋地球科学データを整備し,空間利用,資源開発等の計画
立案に資する.
- 海洋鉱物資源の賦存状況,生成機構等を解明し,探査技術の体系化や探査方針
の立案に資する.
- 湖沼や浅海域の自然浄化機能を解明し,底質汚染防止技術の開発や立地計画の
策定に資する.
- 海域の物質の循環機構や収支関係を研究し,地球環境問題における海洋の役割
を解明する.
内容
- 地質調査船を用いた各種の調査を
実施し,地質構造,テクトニクス,堆積作用
を総合的に理解するためのデータを取得する.それを海洋地質図あるいは表層堆積
図(いずれも1/20万分)として調整し,出版する.
- 海底砂利賦存状況では,上記 (1)で取得された試資料の他に各地方自治体等か
らの受託調査で得られた試資料に基づいて各海域の骨材に適する砂利の賦存状況を
明らかにする.海底熱水鉱床等の研究では,地質・地球物理・地球化学などの各種
探査手法を適用して対象となる鉱床の実態を明らかにし,探査段階毎の各手法の有
効性や最適な組合わせ・全体の体系化を行う.
- 湖沼や浅海域における細粒堆積物の時空分布を調査して,細粒堆積物と共通の
運搬・堆積過程を有する有機物や一部の重金属元素などの汚染物質の堆積機構を解
明し,汚染防止対策あるいは汚染物質の有効な除去技術を開発する.
- 海域における二酸化炭素−炭素の固定化に関わる沈降物質のフラックス測定・
組成分析,底質コア中の有機炭素量などを分析して,それらの時空変動から二酸化
炭素−炭素を中心とした物質の循環機構や収支関係を解明する.また,とくに珊瑚
礁水域における大気・海洋中の二酸化炭素分圧の測定や窒素化合物の測定などを通
じて珊瑚礁(生態系)の有する二酸化炭素固定能力を評価する.
成果
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- 海洋地質図
(1/100万,8 区画;1/20万地質図・表層堆積図,延32区画)出版(昭和49年〜)
- 1993年北海道南西沖地震に関するネオテクトニクスの解明
- 日本海東縁部の盆地反転テクトニクスの解明
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- 海底砂利資源評価手法の確立/各種天然砂利及び砂の需給関係の全国的な解析
- 伊豆・小笠原弧の地質構造と熱水活動の総合的な解明/実用的な熱水活動探査手
法の開発
- 日本周辺海域鉱物資源分布図(データベースマップ)の作成
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- 琵琶湖及び霞ヶ浦湖底状況図の作成
- 湖沼汚染底質浄化手法の確立
- 東京湾の海水・底質浄化に果たす干潟の生物活動の重要性の指摘
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- 西カロリン海盆における沈降粒子フラックス変動要因の解明
- 過去30万年間の有機炭素フラックスの変動要因の解明
- 東シナ海における懸濁物質供給源の解明
- 珊瑚礁における二酸化炭素吸収の実態解明
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[TM 1996-03-22/1995-10-09]